シンガポール女性旅。
奥さん達は「アンドレ」で豪華なランチの後、僕の「お薦めリスト」に従って、隣にある「ニュー・マジェスティック・ホテル」(大華飯店)の見学に向かったそうです。
この壁面のデザインからしてすごいでしょう?
このホテルは、チャイナタウンの復興振り、再興振りの象徴とも言える超デザイナーズ・ホテルなんです。
(HPは http://www.newmajestichotel.com/ )
古い中華系ホテルを徹底的にリノヴェーション、僕らからすると少し「やりすぎ」感も感じられるほどのホテルに大変身。
だって、これがロビーですよ。
天井を見てください。
古い時のホテルそのままを残してあるんだそうです。
居心地よりモダンなレトロ・シノワ(変な表現?)のデザインを優先させている感じ。
エキセントリックな「Wホテル」?(笑)って感じでしょうか。
レセプションの女性はフレンドリーだったそうですが、「部屋を見てみたいんですけど・・・」という奥さん達のリクエストに「満室なんで、お見せ出来ないんです」と・・・。
見せてもらえれば、赤を中心とした奇抜な色使いの部屋とか、プールの底の透明な窓から見えるレストランの食事風景とか、いろいろ楽しめたのですが・・・やはり僕のように「押し」が強くないと「ショールーム」はホテル側には面倒なのでしょうか。
それとも本当に満室?
ネットで見てみたら、確かにこのホテル、連日ほとんど空きはなかったようです。
この後は地図を片手にチャイナタウンをあちこち。
奥さん曰く「とにかく日差しが強くて暑かったけど、シンガポールはすべてがコンパクトだし、通り名や番地が良く分かるように表示されているので、チャイナタウンでも全然困らなかった」と・・・。
「林志源」や「美珍香」でバーべキューポークを買ったりして、この店にも寄ったそうです。
僕の好きな中華菓子屋の「大同餅屋」。
中華系の店でもさすがシンガポール、片言の英語が通じるので、とても買い物しやすかったと・・・。
この時期でも豊富にある月餅の中から、中に卵の入っていないものを中心に、更には歩きながら食べられるようにエッグタルトも・・・すごい食欲です。
でもエッグタルトは2人で一つ、半分ずつ食べたそうです。
「私はマカオ・スタイルのほうが好き」・・・そうでしょう、ちょっとここのは卵・卵したカスタードですものね。
「地元の人がひっきりなしに買いに来てるのよ」とうちの奥さん。
そんな中で良くこれだけカメラを回せたものです。
写真を撮る時、なるべく人が写りこまないようにねとは、奥さんにアドバイスしたことです。
お決まりのチャイナタウンの細道。
この時間ではまだ日が高くて、この辺の最大の活気は夕方というか日も暮れかけた頃からですよね。
僕の「お薦め情報」にはそう書いておいたのですが、彼女達の時間の関係で・・・です。
スミス・ストリートの屋台街やホーカーズのお薦め店なども書き出しておきましたが、さすがにランチを食べた後、とてもお腹に物が入る状態ではなかったそうです。
「これは変な建物だったから写真に撮っておいた。何教の寺院?」と、奥さん。
これは「スリ・マリアマン寺院」の屋根です。
1827年にインドの商人によって建てられたシンガポール最古 のヒンズー寺院。
色鮮やかな神々の像や天井画がチャイナタウンの中ではとても異色なところです。