家族で香港 (2) ヒルトン・ガーデン・イン香港旺角

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僕らの香港への家族旅行。
香港国際空港には定刻より5分遅れの現地時間午後10時5分に着陸、沖止めだったりしたのでターミナルに入るまで少し時間はかかりましたが、イミグレーションは意外に空いていて、e道を通らずとも約10分で通過可能でした。
僕らは3人なのでホテルまではエアポートエクスプレスは使わず、タクシーを選択。
久しぶりで空港のタクシー乗り場へ下りて行きました。
空港からのタクシーは行き先別にレーンが分かれていて、乗車には整理する係員もいるので、迷うことは何もありません。
タクシーの運転手には僕らが泊まるホテルの名前と住所を中国名で見せると、すぐに了解。
やはり大きく有名なホテル以外はこの方法がベストでしょう。

夜も遅かったせいか道はスムーズ、今回は家族と一緒、雑談をしながらの乗車だったので、正確な乗車時間と料金を覚えていませんが、たぶん約30分くらいの乗車で有料道路第込みでHK$231だった記憶。
しかしここで注意、香港はこの4月9日からまたタクシー料金が上がり、座席に付いている新料金表で・・・

補正が行われるんです。

で、結局はHK$261、でも運転手は「HK$260で良いよぉ」と・・・。
両替は空港でし、1HK$はちょうど16円くらいというレートでした。
着いたのは旺角の「香港旺角希爾頓花園酒店」(住所は香港九龍旺角?油街2號)。
英語では「HILTON GARDEN INN HONGKONG MONGKOK」、日本語では「ヒルトンガーデンイン香港旺角」というホテルです。

     http://hiltongardeninn3.hilton.com/en/hotels/hong-kong/hilton-garden-inn-hong-kong-mongkok-HKGMSGI/index.html#


去年の12月にオープンしたばかりの新築ホテルで、MRT旺角駅あるいは油麻地駅から歩いて7~8分の所、「ホリデイイン ・エクスプレス香港旺角」 (Holiday Inn Express Hong Kong Mongkok、香港旺角智選假日酒店) の隣にあります。

「ヒルトンガーデンイン」というブランドについては、ヒルトンのウェブで

ヒルトン・ガーデン・インは、受賞歴を誇る高級感あふれるホテルでありながらも、手頃な価格でサービスをご提供するブランドです。
観光やビジネスの拠点としてご利用ください。
686ヵ所以上のロケーションに、くつろぎのパブリックスペースや高級アメニティの数々をご用意。
贅沢な雰囲気の中で快適にお過ごしいただけます。
ヒルトン・ガーデン・インでは、お客様にご満足いただけるよう最善を尽くしておりますが、万一ご満足いただけない場合には料金は頂戴いたしません。
私どもにお任せください。
GUARANTEED? が保証します。

とか

ヒルトン・ガーデン・インでは、ご注文によりご用意する朝食や夕食のルームサービスをお楽しみいただける、フルサービスのレストランやバーをご用意しています。
また、忙しい1日の終わりにゆったりとくつろげる、本格的なバーもございます。
ストレス解消に最適な最新式のフィットネスセンター、プリンターやWi-Fiを無料でご利用いただける毎日24時間オープンのビジネスセンターなど、さまざまな設備でご滞在をサポートいたします。

と説明されています。

     http://ja.hiltonworldwide.com/portfolio/hilton-garden-inn/


つまり「ヒルトンガーデンイン」はHilton Hotels Corporationが北米を中心に世界中で展開しているミッドクラスのホテルチェーン、そのほとんどがフランチャイズで直営ではないようです。
最近はアジアにもどんどん出来ていて、実際僕はハノイのに泊まったこともあるし、もうすぐシンガポールにも出来る予定です。
(シンガポールは何と1泊10000ポイントで特典宿泊可能です。シンガポールは宿泊料金が高くなっているので、これはねらい目。ちなみにコンラッドは60000ポイントは必要です)

そのシンガポールより更に宿泊料金の高い香港、これまでは「コンラッド香港」しかヒルトン・ユーザーは選択肢がなかったのですが、その大体1/3程度のレートで宿泊可能なホテルは何とも朗報。

質感は高くなくても(花はもちろん造花です)とにかくどこもきれい(新築の匂いがします)、この時間にもドアマンがいて(でも何もしてくれない)、レセプションのスタッフもややアクセントはあるもののきれいな英語をしゃべります。
第一印象としては「こんなものかな」と想像通り。
ここにいらしていただける皆様からも聞いてましたし・・・。
建物は20階建ての全258室。
ルーフトップに出来るというプールは今だ完成せず、一部の階では工事中の張り紙のあるところもありました。

ホテルの予約は僕らは3人、2部屋で予約するか、1部屋3人で泊まれる部屋にするかで、少し悩みました。
このホテルの場合、3人1部屋で泊まれる部屋タイプはkin
g junior harbour view suite(30㎡)かking deluxe harbour view suite(54㎡)のみ。

奥さんに聞くと、ただ一言「安い方が良い」と・・・。
ただ僕がいつまでも香港初日の予約(2日目は他のホテルに移る予定です)を決めなかった迷っていた)せいで、あまり良いレートをGET出来ず、king junior harbour view suiteを1室3人で予約、HK$2167.5++、総額HK$2384.25、日本円にすると約38000円と、予想より高額での予約になってしまいました。

ただ別件でホテルにメールしたところ、部屋はアップグレードのチャンスがあるとのことで楽しみにしていたのですが、チェックイン時、まさにその通りになり、最上階の20階にたった1室しかないking deluxe harbour view suiteにアサインとなりました。
この部屋の説明はウェブに

Relax in this stylish and spacious 54 sq. meter King Deluxe Suite. Enjoy a restful night’s sleep in the premium Suite DreamsR by Serta bed. The separate living area features a sofa bed for the convenience of an extra guest. Work in comfort at the spacious desk with ergonomic chair. Enjoy watching a program on the 40-inch LCD TVs or surf the web with WiFi access.This room also features a mini-fridge, adjustable air-conditioning, coffee/tea maker and an iron/ironing board to make you feel at home.

とあります。
良かった、いくら滞在時間が短い、寝るだけとはいえ、30㎡に3人より54㎡に3人の方が、絶対楽なはずです。

ここは「ヒルトンガーデンイン」ですからブランドのルール通り、朝食は2人分無料か、750ポイントかの選択になりますが、ホテル側から「3人分無料で良いですよぉ」のオファーがありました。
午後4時までのレイト・チェックアウト、free wi-fiもOK。

楽しみにドアを開けた(部屋までのアテンドはありません)部屋は確かにスイート、広めのリヴィング・エリアが広がります。
入ってすぐに大きな姿見やセイフティボックスやヘアドライヤーなどの置かれたクローゼット(クローゼットはベッドルームにもう一つあります)。

電気ポットやティーバッグ、グラスやカップなどはヒルトン仕様。
冷蔵庫は空っぽです。

ソファは見た目きれいでまだまだ新品ですが、クッション性に乏しく、座り心地はいまいち。

照明は今風、TVはNHKワールドも映ります。
小さいですが、ワークデスクもあります。
で、これが奥のベッドルーム。

あれっ、
king bed一つは分かるけど、extra bedは?
3人で頼んであるのに、奥さんと娘がking bedに寝るとして、僕はどこに?
まさか床にごろ寝?(笑)。

僕らがチェックインしてからベッドを持って来るのかな?と待っていても、いつまで待っても(でも15分くらいですけど)誰も来ないので、ゲストサービスに電話(といってもレセプションに繋がります)。

さっきチェックインしてくれたと思う男性が、「ソファーをベッドとしてお使いください」とだけ。
「良いよ、それはOKだけど、掛布団も枕もないわけ?」
ここまで聞いて、件の男性、やっと理解してくれたようで、すぐにかけ布団と枕を持ってきてくれました。
3人で予約して、2人と違う料金取っているので、簡易ベッドくらいあると思いましたが、この点だけは予想外でしたね。

部屋はすべてカーテンがダブルで閉められていましたが、開けるとベッドルームは2面の大窓。
この日は曇り時々雨というあいにくの天気だったのですが、窓からは香港の高層ビルの景色が・・・。
夜なのでハーバービューはよく分かりません。
鍵がかかっていて外には出られませんが、バルコニーもあります。
ベッドルームに続いてラゲッジラックとクローゼットがあり、その奥にウェットエリアが広がります。

アメニティは最小限、まだピーター・トーマス・ロスでした。
ここでも3人泊まるのに、タオルや歯ブラシは2人分しか用意がなかったり、シャンプーやコンディショナーは小さなボトルが1本だけという状態でした。
シェイバーもありません。
もちろんすぐに持ってきてもらいましたが・・・。
このホテルは全室基本シャワーだけのようですが、スイートにはこうしてバスタブがあります。
湯量や湯音などは〇。

以上のようになかなか問題も多かった「ヒルトン・ガーデン・イン香港旺角」ですが、メンバーシップゆえに優遇してくれたところも多く、ま、文句は言わないでおきましょう。
ただこのホテルに泊まるときはもう少し安いレートをGETしないと、他のホテルとの差別化が出来なかったかもしれません(反省)。

ホテルにチェックインした後、僕と娘はもう閉まりかけの女人街に・・・。
途中の道は寂しいですが、危険という感じは全くなく、翌朝はホテルの朝食じゃなくて朝飲茶の楽しめる「倫敦大酒樓」(僕、このローカルな店、かなり好きなんです)にしようかなどと娘に相談します。

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