思い立ってバンコク (2) JAL707便

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去年の末にも乗ったJAL707便、搭乗すると本当に本当に満席でした。

ビジネスクラスは1席の空きもなく、FAに聞いたところエコノミーも満席だったそうです。
席は1Dと普段の僕なら予約しないところ、もうそこしか空いていなかったのです。
そうなるとアップグレードしてもらえたのは、かなりラッキーなこと?
機内のサービスなどはその時のチームによって微妙に変わることがあっても基本的な流れはほとんど同じですが、今回大きく変わっていたのがコックピットのサービス精神(?)です。
ボーディングブリッジの途中には機長の名前と顔写真が貼られ、飛行中のアナウンスでは定型句ではなくJALの今の状態を説明、その中で頑張るとの決意、そして搭乗してくれた客への感謝の言葉で締めくくられていました。
良い感じですよ、JAL。
頑張ってください。
食事はいつものように、洋食、コンテンポラリーフレンチ、和食の3種類からの選択。
僕は前者にしてみました。
見た目コンビニ弁当風の 「洋食屋の前菜ボックス」には、ベーコン入りポテトサラダ、ビーフパストラミ、パルマハム、アーティチョークのイタリアンマリネ、キングサーモンのシトラスマリネ、帆立貝のグリル、スズキと帆立のスモークのセビッシュ風マリネ、ベビーロブスターのピリ辛野菜レリッシュ、スペルト小麦のサラダ、生ハムとクリームチーズボールチェリートマトピクルス、新鮮野菜をバーニャカウダソースと共に」がちまちまと・・・。
色々なものが楽しめますが、味はメニュー名ほどではありません。
メインはいももち豚の生姜焼き オニオンソテー添え。
それにフレッシュサラダ、米粉のパ ンか炊きたてご 飯が付くという構成です。

デザートは林檎のタルト・バニラアイスクリーム添え。
機内食も重さを減らし、コストも下げる努力は見て取れますね。

バンコクまでは6時間半の長旅、到着1時間ほど前におにぎりやサンドイッチなどの軽食が配られます。
バンコク到着はほぼ定時の午後11時15分(日本時間では翌日午前1時15分)。
イミグレーションは普通の混み方、この日は15分くらいで抜けられました。

ここからは余談ですが、JALの機内誌「SKYWARD」の2月号にタイのミニ特集がありました。
これです。

レトロなタイに焦点を当てた記事でなかなか面白かったのですが、その中に「バーンピピタパン」のことが出てくるのにはちょっとびっくり。
ここはタイ好きな方でも知る人は少ない「レトロなタイ」の個人博物館(記事の右上の写真)なのです。
どういう訳か記事には「バーンピピタパン」の名前だけで、その住所もインフォメーションが何も書かれていません。
すごく不親切な紹介です。
ぜひ ????????????????????????????? で検索してみてください。
バンコク中心部から車でも1時間はかかる田舎で、しかも週末にしか開いていませんが、アメリカン・フィフティーズならぬタイ・シックスティーズのレトロでキッチュなもので溢れているここ、北原照久氏のおもちゃコレクションにも惹かれる方にはお薦めの場所です。

・・・と言っても日本人で行くのは僕くらいかなぁ。

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