星のや東京

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去年の8月頃でしたっけ、ここで「『大手町に温泉ホテル』ってもしかして・・・」という話題を取り上げ、その時確かBonさんが「星野リゾートあたりがやるんじゃないでしょうか」とおっしゃられていた件での、続報です。
やはりBonさんの睨んだ通り、三菱地所が進める「丸の内再構築プロジェクト」の一環に属する「大手町一丁目5番1」に建てられるのは、「星のや」の軽井沢、京都、竹富島に続く「星のや東京」だそうです。
プレスリリースによると

     http://www.value-press.com/pressrelease/108632

   建築概要 :地下3階、地上18階 最高高さ 約90m
   新築工期 :2014年度~2016年度(予定)
   客室数  :84室
   延べ床面積:約12、000平米
   構成要素 :日本料理レストラン・スパ・カンファレンスルーム・ショップなど
とのこと。
施設は最近その主流を占めるオフィスビルとの複合型ではなく、独立型の一棟丸ごとホテルとなるそうです。
18階建てというビルに「塔状の旅館」という概念を設定、外壁には江戸小紋の考え方を導入したり、建物全体のデザインを重箱をモチーフとして和を表現するなど、日本旅館のモダンなデザインを展開という情報もあります。
「星のや東京」は、同社が培ってきた日本旅館本来の運営手法を活用し、都市ホテルの新しい運営方法を実践する計画と・・・。

     http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130315-00033411-diamond-bus_all

「星野リゾート、大手町で“一棟丸ごと温泉”運営国内観光業初の”REIT”参入も」という上記の記事によると、
「18階建てビルの最上階に、目玉となる天然温泉浴場を設置し、84室の和風客室、日本料理レストランを設える。
東京都心のど真ん中に、“ビル1棟丸ごと”温泉旅館が出没することになる。
客室料金は1泊5万円前後となる予定で、海外からの外国人出張者・観光客などの富裕層を取り込みたい構えだ」
とのことです。
そして、これは僕にはよく理解出来ていないのですが
「星野リゾートが、不動産投資信託(REIT)市場へ参入する。
早ければ6月末にも、保有・運営する宿泊施設を組み入れたREITを東京証券取引所に上場させる方針だ。
上場時の資産規模は200~300億円となる見込み」
との記述もありました。
資金調達には良い手法なんでしょうが、これの評価は僕には今の時点では何とも言えません。
この競争の激しい地域でのホテル戦争、84室で収益をあげてゆくのは、ご近所にオープンするといわれている「アマン・リゾーツ」だって難しそうな気がしますが・・・。

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