梅雨の合間の「ヒルトン成田」 (1)

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好評の (???)「梅雨の合間」シリーズ第2弾は「ヒルトン成田」です。
ここも以前より値段は上がっていますが、それでも時期は梅雨時、1泊1室HHonors sale rateで9000円++で総額が10886円というもの。
ここからのHPCJ割引はないので、そのままの値段が当日の料金でした。
この日はどうしても夕食を取る時間がなくて、成田の親友とも時間が合わず、ホテルでのレストランかルームサービスで食事という選択肢しかない状況。
ま、ちょっと歩いて「レストラン松原」でということも出来たのですが 、時々小雨もという天気では外に出る勇気が出ません。
チェックイン時聞いてみると、この日開いているホテル・レストランは和食の「松風」とオールデイダイニングの「テラスレストラン」のみと。
僕の好きな中華の「梅園」は残念定休日。
とにかくお腹が空いていたので、何とかラスト・オーダー前にバフェをやっているだろう後者に滑り込みました。

ところが、最近はディナー・バフェをやっているのは週末だけとのこと(この日はウィークデイ)。

アラカルトもメニューにはありましたが、イチオシというディナー・セットを注文することにしました。
注文時、ウェイトレスがわずかに時計を見た感じですから、やはり本当にラストな感じのオーダーだったのでしょう。
広い店内はがらがら、わずかにいるお客はほとんどが外国人のよう。

ディナーのセットメニューは基本3コースのプリフィックスに、サラダやチーズ、デザートのバフェにコーヒーか紅茶の付いたもの。
これで総額4600円、HPCJ割引しても3680 円というのはかなりな高額です。
とりあえずここまではそんな高額なセットを出すレストランの雰囲気は全くありません。
床にはパン屑のような目立つものが落ちているし、ウェイトレスのサービスもそれなり。
ショーキッチン(オープンキッチン)からはシェフたちの私語も聞こえてくるし・・・。
やはりこれは日本の値段をよく分からない外国人向けぶったくり値段(言い過ぎ?)なのでしょうか。

選んだ前菜が来る前に、サラダを取りにいきますが、朝食に出ているサラダをややトッピングなど多くくした程度。
これがこの値段のコースのサラダ?嘘でしょって感じです。
トッピングとソースで食べるには食べましたが・・・。
パンも1種類のみ、暖めてあるわけでもありません。

前菜は5種類からの選択で、僕は「フォアグラのブリュレ・ドライフルーツと共に」というものを。
うん、予想通りのものが出てきました。
フォアグラのムースがブリュレ仕立てになっています。
でもそのムースにフォアグラを感じないんです、香りも味も。

ドライフルーツっていうのもレーズンだけ。
ただここの料理、これもですがどれもボリュームがあります。
そういう意味では外国人には合っているコースなんでしょうか。
スープは2種類からの選択。
コーンポタージュかミネストローネかって、これもあまりに陳腐な2種類ですが、とにかく量だけはあります。
テーブルの上には胡椒などの調味料もなく、当然粉チーズなどもありません。
メインは何と12種類からの選択。
選択肢が多いというのは嬉しいことですが、12種類の中にはスパゲッティやピザまで入ってるんですよ。
すごいなぁ、このレストラン。
この値段取るコースのメインがそれ?
僕は一番まともっぽい「仔羊背肉のポワレ・プロヴァンスの香り」というものを・・・。
これもビッグポーションですねぇ。
肉質はまずまずだし、ソースも悪くないですが、でもどこがプロヴァンス風なんでしょう。

チーズボードには4種類くらいのチーズがありました。
サラダの脇にあったピクルスと一緒にいただきました。

デザートは取りあえず少しずつ取りましたが、どれもお金をかけてないつまらないものばかり(失礼<パティシエさん)。

取りあえずお腹は一杯になりましたが、もう少しリーズナブルな値段ならこれでも許容範囲でしょうが、この値段にはどう見ても見合わないでしょう。
そんなの入る前から分かってるじゃんと言われそうなエアポートホテルのディナーでしたが、やはりここは食べるならバフェの時くらいですかね。

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