気ままにバンコク (21) ディナー@「チャクラポンヴィラズ」

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僕ら夫婦の「チャクラポン・ヴィラズ」でのディナー、眼の前にはエキゾチックにライトアップされた「ワットアルン」。
吹いてくるのは心地良い川風。
幸いバンコクの川沿いで時々感じる独特の溝臭さなどここには全くなく、実にサバイサバイな時間が流れていきます。
(「サバイ」=????=sabai,sabaai=気持ち良い、「サバイサバイ」と単語を重ねて使うことが多いです)

料理は前菜系からメインへと進んで行って、カレーはドライ・マッサマン・カレー。
CNNがかつて「世界の料理の美食ランキング50」(World’s 50 most delicious foods.)で、このタイ南部発祥のカレーを第1位にしたことで一躍再認識された料理。
イスラム起源のカレーということで、具材にはビーフが使われています。
これはボクチョイ(青梗菜)のオイスター・ソース炒め。
こういう中華風な炒め物ものも実にくっきりした仕上がりで、美味しく食べられました。
メイン中のメインはこの海老の揚げ物でしょうか。
揚げ方が上手、タマリンドのソースはいかにも上質のタイを強烈に感じさせてくれます。
美味しい・・・。
もうこの辺りで相当お腹いっぱいになりますが、まだまだデザート部門も・・・。
ココナツ味のシロップの中に、タイ風の甘い団子や何と卵も入っているというデザート。
そしてきれいにむかれたフルーツの盛り合わせ、更にコーヒーや紅茶も出されてこの日のセット・メニューは終わりになります。

あぁ、美味しい2時間でした・・・。
料理は言うことなかったし、サービスはこちらを極力邪魔しない控えめだけれど不足のないもの。
見えるのは何度も書きますがライトアップされた「ワットアルン」の絶景。
聞こえるのは時々すごいスピードで通り過ぎるボートのモーター音か、遊覧船から漏れ聞こえてくる音楽くらい。
心配していた湿気もこの時期のこの時間は全く問題なし、蚊も強力な蚊取り線香がテーブルの下に焚かれていたし・・・。
これで一人税金サービス料すべて込みで2247バーツ、日本円にすると約6000円というお値段。
タイ料理としてはとんでもない値付けのレストランですが、ほぼ貸し切りというこの場所代も考えると、決してべらぼうということはありません。

もちろんカード決済もOK、この辺りはタクシーがあまり通らないそうなので、スタッフがタクシーを捕まえに外まで出てくれます。

ガードマンと厳重な門に守られていますが、ほとんど人気(ひとけ)のない周囲、3室しかないホテルにも宿泊客がいるのかいないのかといった超人口密度希薄地帯、ここをホテルとして使うのはどうなのでしょう。
案外、僕らにようにレストランだけの利用というのが正解だったりして・・・。
タクシーを拾って来てくれたホテル・スタッフに礼を言って、タクシーの運転手には「アジアティークまで」と・・・。
まだ、ホテルに帰るには早いので「アジアティーク」に・・・。

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