気ままにバンコク (22) アジアティーク

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「チャクラポン・ヴィラズ」での優雅な夕食を終えたのが午後9時前頃。
このままホテルに帰るのはまだ早いと、僕らはタクシーで今年の4月末に正式オープンをしたばかりのバンコクの新ナイト・スポット「アジアティーク・ザ・リバーフロント」(ASIATIQUE THE RIVER FRONT、以下「アジアティーク」と略)に行ってみることにしました。

そこはチャオプラヤ川沿いの倉庫跡地をリノヴェーションして作られた今一番話題の観光用のマーケット。
2010年に「スワンルム・ナイトバザール」が閉鎖してからというもの、バンコクでの夜の買い物はショッピング・センターかデパートに限られていましたが、それでもやはりバンコクの暑さと湿気の中でのナイト・ショッピングは魅力的と、多くの人からそのオープンを期待されていたところです。
ただ場所は川沿いということで、バンコク中心部からは遠く、一番近い最寄の駅はBTSの「サパーンタクシン駅」ですが、そこからも「アジアティーク」専用の無料シャトル・ボートに乗るか、タクシーやトゥクトゥクで行くということになります。
「チャクラポン・ヴィラズ」からもかなり遠く、タクシー料金は100バーツを超えてしまいました。
バンコク市内の移動で100バーツを超える時は、相当な距離走っているか、相当な渋滞かということになります。

「アジアティーク」までは人気(ひとけ)の少ない暗い場所を通りますが、「アジアティーク」に着くとそこはもう別世界。
どこにこんなに人がいたのかというくらい、人・人・人で賑わっています。

観光客向けのアジア雑貨やお土産店、バンコクで人気のファッションや雑貨などの小売店など、何でももう1500軒を超える店(!)がここに入っているそうです。
レストランも40店以上と、確かに和食も含めて世界各国の料理店が屋台風のスタンドから高級タイプのレストランまで、軒を連ねています。

バンコクのベスト・タイ・レストランと評されている「バーン・カニタ」も支店を出しています。
キャバレー・ショーの「カリプソ」や、伝統人形劇「ジョー・ルイス・シアター」などもここにオープン予定だそうで、今後の観光客の集客は更に確実かもしれません。

(無料のシャトルボート乗り場)
ただ、ここで現実にショッピングするかというと、はっきり言うとそれほど魅力的なものが多いわけではない、値段も観光客向け、やはりここはナイト・マーケットの雰囲気を楽しむといった所のようです。
観光客がある程度本気で良い買い物をしたいなら、やはりチャトチャックのウィークエンド・マーケット辺りでということになるのでしょうか。
帰りのタクシーは僕らの場合すぐ捕まりましたが、混雑や天候の具合で相当待つこともありそうな雰囲気です。
僕らはタクシーで今度はシーロムまで出て、うちの奥さんに有名なパッポンの屋台街を見せ、最後に1時間250バーツの足マッサージで締めくくって、「ザ・オークラ・プレステージ・バンコク」へご帰還・・・というのが、僕らのバンコク2日目の夜のスケジュールでした。

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