朝食は「グランドハイアット台北」のラウンジで軽く食べ、ホテル内を見学、更にはホテル周囲をぶらぶらの後、いよいよお昼の食べ歩きに出発です。
今回はわざと朝食を少なめにして、お腹に余裕のある状態で、ランチはローカルな店2軒を梯子する予定。
まずはMRT(地下鉄)をホテル近くの台北101駅から2回乗換え、松山新店線と中和新蘆線が交差する松江南京駅まで行き(25台湾ドル)、その③番出口を出ます。
(東門を経由して行けば、1回の乗り換えで、しかも移動距離も短いそうです)
松江南京駅は新しいだけあってこんな風。
駅内はやや複雑な構造ですが、表示はしっかりしているので、漢字の理解出来る僕らには何ら問題はありません。
今回のランチはこの松江南京駅を中心に食べ歩きます。
そう、ここで土地勘のある方ならお気づきかも・・・。
前々回の台北行きの時絶賛したマンゴかき氷の「綠豆蒜??」、そして偶然出会った珍しい四面佛のすぐ近くなんです、この辺り。
http://shackinba2.exblog.jp/25291351/
松江路を南下、松江公園の緑の間の松江路90巷を右折、歩いていくと吉林路に出る手前に見えてくる店、それが僕がまず行こうとしている「梁記嘉義鶏肉飯 」です。
この店、創業40年以上といいますから、かなりな老舗。
ここは台湾在住の方からお奨めいただいたローカル食堂なんです。。
店名に付く嘉義とは地名で、初代の出身地と・・・。
その嘉義、台湾人には嘉義イコール鶏肉飯あるいは火鶏肉(七面鳥)飯といっても過言でないくらい、鶏肉飯は嘉義の名物小吃、ソウルフードなんだそうです。
「嘉義っ子は朝に、昼に、夜に、夜食に・・・と鶏肉飯をよく食べている」などと書いてあるところもありましたが、まさかね。
そのように初代オウナーが嘉義で慣れ親しんできた味、鶏肉飯をここ台北で・・・というのがこの店のポリシーのようです。
店の前にも、中にもやたらと客待ちのオバちゃん達が待機。
どこか入りずらい気もしましたが、勇気を奮って一歩店に入ると、皆さん、とてもフレンドリーです。
まして僕を非台湾人と見てとると、ゼスチャーも含めて、この店のシステムを丁寧に教えてくれます。
ここは基本的に台湾でいう自助餐、好きなものを好きなだけ自分で取るカフェテリア・スタイルの店。
まずは、入り口に並ぶおかずをトレイに取るところから始めます。
たいていはおかずが小皿に盛られて前面に並んでいますが、見当たらなかったら、奥の料理の入ったバットを指さしてもOKです。
一皿の量は少ないので、僕は2皿とりましたが、皿数はどうでも良いようです。
自分のお腹と懐次第。
台湾ぽい美味しそうなおかずばかりです。
この目玉焼きもチョイスする人は多いようです。
値段はどこにも書いてありませんが、とにかく安いので心配はご無用。
それにここは台湾なので明朗会計、レシートもちゃんとくれます。
おかずを選んだら振り返り、名物鶏肉飯の方へ・・・。
魯肉飯、白飯も選べて、どれもかなり一椀の量は少ないので、鶏肉飯と魯肉飯の両方注文でも大丈夫です。
ここでも指さしで注文可能ですが、「ジーローファン」(鶏肉飯)などと言うと、オバちゃん、にっこりしてくれます。
ここまで終わると、トレイを持って奥のテーブル席へ・・・。
自分で座っても良いし、オバちゃんたちが「ここへ・・・」と案内してくれることもあります。
このタイミングで声がかかります。
たいていそれは「スープは何にしますか?」ということがほとんどのようです。
↑がスープのメニュー。
僕はこの店の後ももう1軒行くので、スープは要らないと首を振ります。
この時点で現金でお会計。
注文はカフェテリア形式なので、即食べ始められます。
入店して1分で・・・も可能なくらいです。
僕は鶏肉飯、香腸(台湾ソーセージ)、ブロッコリーの大蒜炒めを選び、これでお会計はちょうど100台湾ドル(約340円)。
鶏肉は手で裂いてある感じ、その鶏肉をご飯に乗せて、サラッとした鶏の脂とタレをかけたもので、これはこってりした台湾飯の中ではあっさり系な作り。
美味しくどんどん食べられます。<
br>テーブルの上の唐辛子、漬物を添えるとまたぴりっとして美味しさも格別に・・・。
やや甘めの香腸も、ブロッコリーもこの店のは油っぽ過ぎず良い感じ。
これは実に台湾情調を感じさせる良い店を紹介してもらいました。
魯肉飯も食べたい気持ちを抑えて、もう1軒の店に急ぎます。
梁記嘉義鶏肉飯
住所 台北市松江路90巷19号
住所(中国語) 台北市中山區松江路90巷19號
電話番号 (02)2563-4671
営業時間 10:00~20:00
休業日 日曜
クレジットカード 不可
日本語 少し