1週間でこんなに出来る (19) ブルーマウンテンズ半日ツアー

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シドニー2日目はもうシドニー最終日という慌ただしさです。
この日の午前中はシドニーから西に約70キロ、世界遺産にも登録されている「ブルーマウンテンズ」(Blue Mountains)の半日観光ツアーに参加。
午後2時前にはシドニーに戻ってきて、即空港に、そして午後4時10分発のシンガポール行きの飛行機(カンタス航空QF001便)に乗ろう・・・というタイトなスケジュール。
さぁ、上手く事が運びますか。
ブルーマウンテンズ。
ブルーな山?
壮大なオーストラリアの山の景色がたっぷり楽しめる景勝地ですが、この「ブルーマウンテンズ」という言葉の語源が、ユーカリの葉から蒸発したオイル成分が大気中で青ずんで見える為、この辺り一帯が青みがかって見えることからその名が付いたと聞いては、やはりここはシドニー観光の基本と言わざるを得ないでしょう。
で、このブルーマウンテンズへの行き方ですが、カトゥーンバという町まで電車もあるし車でも行けそうです。
でも一番簡単なのは僕のようにツアーに参加すること、半日コースやら一日コース、周囲の他のアトラクションとの組み合わせでものすごい数のツアーがシドニーから日本語、英語・・・たくさん出ています。
僕が参加したのは「ジャックさんの楽しい日本語ツアー」という会社の「世界遺産ブルーマウンテンズ・半日送迎付きツアー」というもので、料金はA$65。
僕の泊まっている「ヒルトンシドニー」の玄関でのピックは朝の7時半。
約束の時間よりやや遅れ気味に、日本語がネイティブ・クラスのオーストラリア人男性ドライバー兼ガイドが登場。
ツアー名になっているジャックさんではないものの超ベテランといった感じの男性。
実にてきぱきとした人でした。
シドニー市内のホテルをいくつも回って客を集め、総勢20人をかなり超える比較的大きなツアー。
高速に乗り、ブルーマウンテンズまでは約1時間半。
日本語のツアーなので、途中ガイドは運転しながらも絶えずしゃべり続けます。
これが僕には面白い、僕はツアーでオーストラリアに来ているわけではないので、はっきり言ってオーストラリアやシドニーに関する全体的な知識が不足しています。
彼の縦横無尽に脱線する話は、僕の知識欲を補って余りあるものでした。
で、ブルーマウンテンズ(ここは必ず複数形の「ズ」を付けるようです)。
まずは「キングステーブル」とも呼ばれる「フラットロック」(Flat Rock)というビューポイントに・・・。
強い風の中、バスから降りて約30秒、とんでもない景色が目の前に広がります。
まずはその雄大さに唖然。

これが大都会シドニーからわずか70キロのところにあるとは!。
国中開拓されつくしたかのような日本とは大違いの、まさに太古丸出しの手つかずの自然です。
確かに下の方の空気は何となく青ずんでいる気もします。
ユーカリオイル一杯?
思わず胸一杯空気を吸い込んでしまいます。
今度はブルーマウンテンズを「イーグルホーク・ルックアウト」(Eagle Hawk Lookout)というビューポイントから見てみます。
ここからはスリーシスターズと呼ばれる3本の飛び出たような岩も良く見えます。
ブルーマウンテンズで一番有名なところです。

拡大します、これです。

オーストラリアの原住民族アボリジニの昔話によると、昔あの3つの岩は実は人間で、3人の姉妹だったそうなのです。
ある時3人姉妹が隣の部族の3人の戦士に恋してしまったと・・・。
しかしその時代の法律では隣の部族の人との結婚は不可。
で、時の賢者が3人姉妹を岩に変えてしまったと・・・。
木々はほとんどがユーカリです。
今度は一番有名な「エコーポイント」(Echo Point)というビューポイントからの景色、ここは売店やトイレもあり、しっかりした展望台です。

見える景色は雄大の一言。

青みがかった緑の森は圧巻。
もう一度スリーススターズを見て・・・
パノラマ撮影もしてみます。
ブルーマウンテンズの景観をたっぷり眺めた後は、この緑
の中にあるアトラクション「シーニックワールド」(Scenic World Blue Mountains Australia)へと歩を進めます。
そこでいただいた日本語の地図。

この辺りの大まかな位置関係がお分かりになると思います。

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