26時間@香港 インボラからスタート

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今朝香港から無事戻ってきました。
たった26時間というウルトラ・ショート・ステイではありましたが・・・。
香港はとても良い天気、晴天でした。
でも、蒸し暑さも半端じゃなくて、これぞ香港って感じが全開。
それも、一歩建物の中に入れば超強力な冷房ががんがんに効いて、その落差も尋常じゃなかったです。
香港発午前1時20分(日本時間2時20分)、羽田着日本時間6時20分。
後でこのフライトについては詳しく書きますが、早朝の国際線ターミナル、イミグレ、ターミナル間の無料循環バス、浜松町までのモノレール・・・すべてがガラガラで超スムースに移動が完了、予定より早く仕事に入ることが出来ました。
機内での睡眠時間はかなり少ないですが、時間を有効に使いたい人には、最高でした、このフライト。
ガラガラのモノレールの車内から見たベイ・ブリッジです。
逆方向(空港行き)はもちろんこの時間でもかなり混んでいて、まさかあっちの車中じゃこんな写真を撮る余裕も勇気も無いですけどね・・・。
今朝の朝食は家で・・・2種類のマンゴ。

右は頂き物の台湾産マンゴの最後の一個。
左は、奥さんが近所のフルーツ・ショップで「比較的値段が安くなっていたので」と買ってきた宮古島産マンゴの「ひらら」。
(「ひらら」は平良のこと?)
食べ比べてみると、もちろん値段も関係するのでしょうが、大きさと味の濃さ、更に言えばマンゴ特有の多少のツルツル感を伴うさっぱりしたネットリ感(?)、そのどれもが台湾産のほうに軍配が上がるようです。
いまや国産完熟マンゴは高級フルーツの代表となりましたが、普通に買える値段での国産マンゴは、残念ながらまだまだ南国からの輸入品に比べると・・・・のようです。

僕の仕事も午後4時を過ぎる頃にやっと終了。
羽田空港に急ぎます。
今回は最近就航した羽田発の定期チャーター便の香港行き夜便を利用した出張です。
まず、同行する人と空港で待ち合わせ。
彼とは、彼が唯一(?)知っているというANA側のカード会社のラウンジで会います。
無料だし、こういうところは待ち合わせに便利なんです。
でも、本当はその日にANA系の便に乗らなければ使えないのですが、「これからチケット買います。XX時のXX行きです」等と言えば、たいていは入れてくれます。
裏技?
(こんなこと書くと、後でクレームがんがんかも・・・)
ご存知のように僕はJAL派の人間なので、ここを利用するのは初めてでした。
大きな窓からチェックイン・フロア全体が見渡せて、感じの良いラウンジですね。
打ち合わせの後、彼が小腹が空いたというので・・・
・・・ここを教えてあげました。
ここは僕の守備範囲、JAL側つまり第一ターミナルの「ブルースカイ・ダイナー」です。
ANA側からはターミナル間連絡バスで移動します。
どうせ機内食も出るのだし、でもその前に何かちょっと食べたい(飲みたい?)・・・そんな時にもちろん空港はレストランの宝庫で、それこそ山ほど食べるところはありますが、食べて美味しい、それでいてコストパフォーマンスが高いというところは意外に少ないのです。
そんな中でここは最近出来たばかりでまだきれいだし、到着階にあるので出発階の店より混まないし、売り物の小籠包は台湾の有名店「京鼎樓」の点心師が作っているのです。
京鼎樓(ジンディンロウ)」は、台湾でも有名な店のようで、さすがに美味しくできています。
某有名店(笑)ともそう差は無いでしょう。
僕は小籠包のみ(でも、これから香港行くんだぜ・・・・)、彼はそれにビール。
彼、本当はアルコールのほうが目的(笑)?
香港行きJAL8739便は午後8時半の出発です。
7時前にはまたバスで国際線ターミナルに移動。
そして、ここがそのターミナルです。

相変わらず、何といえないショボサですね(笑)。
今ここからソウル(金浦)、上海(虹橋)、そして香港に国際線が出ているわけです。
小さなチェックイン・ロビーに入ると、かなりな混雑。
こんなに混雑している国際線は初めて・・というくらいの混雑振りです。
僕と彼のチケットは同じではなく、僕のはMクラス(JALで言えば悟空料金)、彼のは別クラスの(格安)チケットのようです。
デスク前の女性は、僕のステイタス・カードとPCの画面を何度も見比べて、「今日は大変に混んでおりまして、このお席が一番前に余裕があるお席かと思います」と非常口脇の席をアサインしてくれました。
まぁ香港までは4時間、映画見てるうちにすぐ着いちゃうかな・・・・。
僕にはラウンジ・アクセス(免税店1000円分としても使えます)が付いたのですが、同行の彼は残念ながらラウンジ利用不可。
マイルでも処理できないんだそうです、羽田の国際線のラウンジは。
ということで彼と雑談をしながらロビーの椅子で搭乗を待っていると、「XX様、いらっしゃいましたら・・・」と僕の名前を呼ぶ放送が・・・。
何?と行ってみると

キタ~~~~~~~~~~~ァ!(笑)

「本日エコノミー・クラスが満席のため、ビジネス・クラスにアップグレードさせていただきます」と!
やったぁ!(笑)
でも僕一人だけだそうです。
同行の彼に分けを話すと「僕は良いですよ、どうぞ楽して行ってください」と・・・。
そうですか、じゃ、有難くお言葉に甘えさせていただきます(笑)!
サラリーマン世界では、普通こういう時はどうするんでしょうね。
今回の場合は、僕が年上の専門職、彼は僕のサポートを仕事とする事務職・・・やっぱり彼に気を使わなくても良かったのかなぁ?
ちょっと後ろめたい気分は、搭乗して数分はありましたけど、後は・・・(笑)。
これは幸先の良い旅行、今回の香港もすべてこんな風にうまくいけば良いなぁ・・・。

ベテラン・トラベラー(笑)には懐かしい光景でしょ?
羽田空港の国際線ターミナルにはまだ一部こうしたバスに乗って飛行機まで行くゲートもあるんです。
機材は767-300ER、通称763。
マニアックに言えば、コンフィギュレーションがA42の機材なので、767の中では最新の機材になります。
だからでしょうか、Cクラスのシートにも新しさがあり、幾分スッキリして見えます。
エンタメ系もMAGICIIIが装着されていて、豊富なコンテンツが楽しめます。
で、今回アップグレードですが、冷静に考えてみると
1)エコノミーは満席(に近かった)らしい
2)この路線、香港からの日本ツアー客がその大半を占めていて、格安チケットの人がほとんどだったらしい
3)僕のチケットはMクラス、通常はアップグレード不可の料金クラス
4)でも、僕のJALのステイタスはダイアモンド
等の理由で、僕にまでアップグレードが回ってきたのでしょう。
僕と同じようなラッキーな人が、あと2人はいたようです。

搭乗してみると、2-2-2のコンフィギュレーションで5列、全30席のCクラスもまだまだ空席があります。
飛行機全体としてはかなりな搭乗率のようですが、お金の取れるクラスがこれじゃぁ・・・と、アップグレードしてもらって上機嫌の僕は、いらぬJALへの心配までしちゃいました(笑)。
今JALのHPを見ると、もう片道はマイレージが付いていて、なんとボーナスも含めて4330マイル。
フライオンポイントは中国線なので1,5倍計算で1913ポイント。
往復でこれの倍付くわけですから、このフライト、かなりお得です(笑)。
次は機内食の紹介。

見た目はいつものJALのCの食事ですが、メニューを見ると、これはどうもオリンピック用の特別メニュー(正式名称は「がんばれ!ニッポン!応援メニュー」と・・・)になっているようです。
オードブルが、「雲丹のテリーヌ“勝利への道” 五色の新鮮野菜ピクルスと浅葱のクリームソースと共に」。
すごいネーミングですね(笑)。
確かにそう見えなくも無いですが(笑)。
メイン・ディッシュは、牛フィレステーキ 香草トマトバター風味マデラワインソースと、黄金鰈の蒸煮 雲丹風味クリームソースからの選択。
僕は肉を選びました。
サラダ、パン、チーズ、クラッカーの他に、デザートがまたスゴイ名前。
何と、「お祝いの国旗をまとった白桃のムースケーキ」ときました(笑)。
これはどう見てもそうは思えないなぁ(笑)・・・単なるこじ付け?
珍しくハーゲンダッツのアイスクリームも配られます。
4時間という中途半端な飛行時間のため。これがたとえばバンコク線などの着陸前の軽食にあたるのでしょうか?
でもハーゲンダッツ・・・・何故に?
JALでアイスクリームといえば、タカナシ(かディーン&デルーカ)だとばかり思ってたので・・・。
映画は、圧倒的な数学力でMITの学生が人生を切り開く実話の映画化「ラスベガスをぶっつぶせ」を楽しみました。

香港到着予定時間は翌日の0時5分。
ランディングに向けて高度を下げ始めると稲妻が何回か光りましたが、どうも地上は晴れのようです。
やった~!短い滞在なのに「高温+高湿度+雨」は嫌ですものね。
で、実際の着陸時間は11時35分、ゲートに40分。
うまいことに電車を使わなくてもイミグレに行けるゲートに着いたので、もう人気の少なくなった空港内を一路ARRIVALの矢印の方向へ。
イミグレが込んで時間がかかると嫌なので、動く通路も早足で急ぎます。
空港は広い、結構息が切れます。
急ぐ理由?
それはホテルまでのタクシー代を節約したいからです(笑)。
市内までの足、エアポートエクスプレス(MTR)の最終電車が0時48分発、それには絶対に間に合わせたかったからです。
「タクシー代は出ますよ」と同行の人は言ってくれるのですが、とりあえず節約出来るところはしておいて、どこかで豪華に経費を・・・、イヤイヤ、そんなことは無いですけどね(笑)。
イミグレは予想外に空いていました。
待ち時間10分くらい?
昼間の長~い行列からしたら、なんとも思わない時間です。
よく考えてみたら、僕らのフライトもほとんどの乗客が香港人、僕らと違う香港人専用ゲートを使いますし、香港空港のHPを見ても分かるように、この時間帯に香港に着くフライトは、三亜、上海、バンコク、北京、コタキナバル、セブからなどで、あまり大型機はありません。
書類かばん一つの僕らは、かなりガラガラのイミグレ、アライバル・ホールを駆け抜け、エアポートエクスプレスのチケットをカードで買い、なんと0:04発のエアポートエキスプレスの電車に余裕で間に合ったのです。
同行の彼は、もう何回か海外の仕事もこなしている中堅クラスの人ですが、こんなに忙しく(僕に言わせれば「効率よく」)動いたことは無いそうです。
彼の行動というのはすべて事前に作られた予定表に従ったガチガチのもの(笑)、僕のスタイルとは全く逆のものです。
なんとなく主導権をとってしまった(笑)僕に、彼は大人しく従ってくれました。
本心では「大変な人と香港に来てしまった」って思ってるんでしょうけどね(笑)。
でも、僕の旅行に関する経験だけにはビックリして、多少は尊敬の眼で見てくれてはいたようですが・・・違うかな(笑)?僕の気のせいだけかな?
最後の関門、MTR九龍駅名物のタクシー争奪戦(もうホテルへの連絡シャトルバス
は終了しているので・・・)ですが、幸いこの時間はまったく戦争は無し(笑)でした。
ここで僕は自分のホテルに(これは自己手配です)、彼はカンファレンスが開かれる旺角(モンコック)のホテルに分かれます。
やや不安そうな顔を浮かべている彼が乗ったタクシーの運転手に、窓越しにもう一度行き先を僕が復唱して運転手がうなずくのを確認、僕も自分の宿泊先「ホテル日航香港」に向かいます。

ここでも香港名物(?)の超スピード運転でホテルに7^8分で到着、チェックインもスムースで、なんと0時40分には自分の部屋の窓のカーテンを開けらることが出来ました。
早い!
かなり早い!
昼間の香港からは考えられない早さです、これは。

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