ブルーマウンテンズを様々なビューポイントからたっぷり眺めた後は、グリーンマウンテンズのブッシュの中にめぐらされたケーブルカー、トロッコ列車、遊歩道などで遊べる「シーニックワールド」(Scenic World)に移動です。
この辺りはさすがにツアー、本当にうまく時間配分されていて、初めて行っても何ら迷うことなく、次から次へと楽しめるようになっています。
普段ツアーを使わない人間には、そのあまりの便利さ・簡単さに感激です。
まずは「エコーポイント」近くのケーブルカー(ここではスカイウェイと呼びます)東駅(Skyway Eastern Station)からケーブルカーに乗車。
これまでとは違う角度でグリーンマウンテンズの緑を堪能。
奇岩「スリーシスターズ」も良く見えます。
「シーニックワールド」の料金は有料、利用する乗り物によって値段が違い、そのどれにも乗れる「シーニックパス」(英語だとSilver Pass)はA$25です。
ツアーなのでガイドが切符を用意してくれ、僕らは列に並ぶ必要すらありません。
「シーニックワールド頂上」駅(Scenic World Top Station)で今度はレイルウェイと呼ばれるトロッコ列車に・・・。
(この駅周辺は大工事中)
これで超急こう配の坂道を下まで下るのです。
「インディージョーンス」のメロディーが聞こえたり、出発してすぐにトンネルに入ったり、アトラクションとしてかなりすごいものを連想させますが、実際はほんの数分、ただ坂道を下りるだけ。
ただその傾斜角度たるや相当なものです。
この「レイルウェイ谷底」駅(Scenic Railway Bottom Station)からはたくさんのルートが設定されていて、自分の時間や目的に合わせて広大な緑の中をブッシュ・ウォーキング出来ます。
僕らは半日ツアーなのでそんな時間はなく、車椅子も使える緩やかな幅広の遊歩道を移動。
途中にはこんな昔の炭鉱の様子を占めるディスプレイもあったり・・・
実際の炭鉱の入口もあったり・・・。
森林浴しながら気持ち良く歩いていくと「ケーブルウェイ谷底」駅(Scenic Cableway Bottom Station)。
今度はケーブルカーでさっきの「シーニックワールド頂上駅」まで戻ります。
またスリーシスターズを見ながら・・・。
そして駅に着くとガイドがもう「お帰りなさ~い」と待っています。
グリーンマウンテンズと「シーニックワールド」の一番シンプルな回り方でしたが、僕は十分満足出来ましたね。
本当にツアーは便利です。
個人旅行だとこんなに時間配分も上手くは行かないでしょう。
帰りはガイドの口数は少なくなりますが、約束の午後2時までにはシドニーに着こうと、かなりなスピードで飛ばします。
「ヒルトンシドニー」には約束の2時前、正確には午後1時50分に到着。
ガイドにお礼を言い、僕はベルからトランクを受け取り、空港へ・・・。
どうやらこのタイトなスケジュールも何とか上手く行きそう、後は空港まで渋滞など事故のないことを祈るばかりです。