「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」、その「フラワー・ドーム」だけでも本当に広くて、いくら時間があっても見きれないほどです。
ここはまさに「ガーデン・シティ」の異名を取るシンガポールの面目躍如の「ハイテク植物園」。
ただただそのスケールの大きさにびっくりです。
広大なドームの中央、一段低くなったゾーンには、世界の花々が咲き揃う花壇「フラワー・フィールド」があります。
バラ、ベゴニア、シクラメン、ガーベラ・・・いろいろな花がきれいに咲き誇り、そのかすかに甘い匂いも魅力的。
シンガポールなので施設のどこにも手すりなどの設備が完備、写真スポットも至る所に用意されています。
この椅子に座ってが一番人気?
空調が完璧なせいか、汗もかかず新鮮な空気も一杯、僕ら人間にもたぶん植物たちにも本当に快適。
珍しい植物や木もたくさんあって・・・
特にアフリカのバオバブの木とアルゼンチンのボトルツリーのコーナーにはびっくりです。
この全然ルーツの違う似たような2つの木が一緒に植わってるなんて自然ではありえないことだし、バオバブだってアフリカ以外でこんなにたくさん見られる所は、世界中他にないと思います。
膨れた中心部と上に伸びるにつれて細くなる独特の形を持ったバオバブの木は、まるで徳利のよう。
この幹の膨れあがった部分には、サバンナの乾期にも耐えられるよう、水を溜めることが出来、旅人のオアシスとしても知られています。
カポックとも呼ばれるボトル・ツリーもまた幹の中央部が丸く膨らんだ木で、名前のとおり巨大な瓶が並んでいるみたいです。
ボトル・ツリーの実から採れる繊維は、枕やクッションなどの詰め物として使われているそう・・・。
人工的ではありますが、いや~面白い。
さすがシンガポール、とんでもないものを作りました。
さ、次はもう一つのドーム、「クラウド・フォレスト」に行ってみましょう。