報告すること、書くことが一杯ありすぎなので、1泊2日の北京旅行も、この辺で終わりにしなくてはいけません。
いつもより大分端折ってのレポートですが、それでもオリンピック以降ますます変わり行く北京と、まだまだ残っている古い北京とを、ほんの少しですがお伝えできたかと思います。
帰国便はJALの782便、午後3時20分の北京首都空港発です。
あの空港は本当に巨大ですから、少し時間の余裕を見て午後1時過ぎにタクシーに乗り込みました。
空港までは北京の場合地下鉄が通じているので地下鉄という手もあったのですが、タクシーの値段が空港まで大体100元と聞くと、その便利さゆえ、ついついタクシーを利用してしまいます。
実際にはタクシーで40分弱、値段にして110元でスムーズに空港T3(ターミナル3)に到着です。
イミグレなどはその時間かなり空いていて、免税店なども実にガランとした空き空きの状態でした。
これはこの時間帯だけのこと?
それともオリンピック以降こうなのでしょうか?
JALのチェックイン・カウンターなどは客が誰一人並んでいなくて、返ってこちらが心配になっちゃったほどです。
置いていかれたのか、と(笑)。
あるいは今日は欠航か、と。
イミグレの後は、時間までBSGファーストクラス・ラウンジという所で過ごします。
このラウンジはエントランスより右がビジネス・クラス用、左がファースト用です。
中は新聞、雑誌、飲み物やケーキ・サンドイッチなどの冷蔵庫、スナック類、注文に応じて作ってくれる麺コーナー、使われている気配のない「按摩室」と書かれた小部屋・・・などとソファで構成されています。
麺はさすが中国、肉味噌も美味しく担担麺と言うよりこれは炸醤麺ですね、出来上がると席まで運んできてくれます。
することも無いので、搭乗時間30分前にゲートに行くと、そこもガラガラ。
その理由は乗ってみて分かりました。
僕はいつものCコンパートメントのバルクヘッド、45番に座ったのですが、何とあの広いCコンに、数えてみてたったの11人しか乗っていません。
そりゃぁ、チェックイン・カウンターもラウンジもゲートもガラガラなはずです。
JALに限らず日本の中国線、これで大丈夫なのでしょうか。
機内食は、牛丼、スモークサーモン・ジプシーハム(何?)・スモークポークロイン、冷しうどん、和菓子といった構成です。
僕のように無料で乗っている人はこれで良いですが、中国線に普通の料金(20万円前後)で乗っているビジネスマンなどは、ちょっとかわいそうな気もしてしまいますね。
定刻に成田へ到着、後はいつもの通りです。
たった26時間の北京でしたが、とてもよい気晴らし旅行になりました。