昼まで仕事、午後1時のスカイライナーに飛び乗って、3時20分韓国仁川空港行きのアシアナ航空機に・・・。
そして仁川で午後7時20分発のカンボジア・シェムリアップ行きに乗り換えて、シェムリアップ到着後は「ラッフルズ・グランドホテル・ドゥ・アンコール」へ。
時間は午後11時40分。
(日本時間では、翌日の午前1時40分)
もちろんこのまま寝てしまう僕ではありません(笑)。
カンボジアの夜も見てみたいのです(笑)。
バトラーに聞くと、ナイト・マーケットなどは遅くてももうこの時間では終了、開いているのは「パブ・ストリート」(PUB STREET)の一部だと、そしてそれらのうちの何店かは明け方までオープンと聞いては、行き先はもちろん「パブ・ストリート」なるところです。
この時間を含めて、観光客の市内交通はほとんどの場合、タイで言うトゥクトゥク。
こちらの言葉では「ルーモー」と呼びます。
(バイクタクシーの「モトドップ」あるいは「モート」に乗るのは、相当に慣れた人だけです)
こちらのは元祖トゥクトゥクと違って、市販のバイクの後ろに数人乗りの座席を取り付けたもの。
シュムリアップでは地元民御用達のの荷物運び用の物はもう少なくて、そのほとんどが簡単ながらクッションと日除け雨除けのシート付きの観光客用。
つまり観光客には需要があるということですが、いささか過当競争・・・シュムリアップの街角という街角で声を掛けられます。
値段は観光客は基本1ドル、それでも地元の人の数倍の値段だそうです。
で、この1ドルという値段も時と場合によって上下します。
この時も、ま、僕にとって初めてのカンボジアのトゥクトゥクだったのですが、「パブ・ストリートまで」というと、「2ドル」と返してくるではないですか。
「えっ、1ドルじゃないの?」と僕。
すると運転手、時計を見るふりをして(時計はしていなかった)「ミッドナ~~イト!」と・・・。
確かにホテル前の通りは車通りも少なく、すぐには次のトゥクトゥクが来ない感じ。
こういう時は「時は金なり」、しぶしぶ2ドル払ってしまいました。
でも僕だっていつまでも負けてません。
帰りも同じシチュエイションになったのですが、周りに他のトゥクトゥクがいることを確かめてから「1ドルじゃなきゃ乗らない」と降りるふりをします。
もちろんすぐさま1ドルでOKとなります。
1ドルだって、現地の通貨概念からしたら随分な儲けになっているのですから・・・。
カンボジアの人、全体にマイルドな人が多いです。
とりあえず吹っかけても、すぐにひっこめます。
図々しさもなく、基本的に親切、僕、カンボジアの人はかなり好きになりましたね。
で、トゥクトゥクに乗ること6~7分で、「パブ・ストリート」に到着です。
場所的には「オールド・マーケット」の北側。
レストランやカフェが夜遅くまで営業、超密集しているエリアです。
客のほとんどが観光客、特に西洋人がそのほとんどを占めています。
なので、$1のフライドライス屋のまだ子供っぽいウェイトレスだって英語OKです。
全体の雰囲気は、20年前のバンコク、10年前のタイの中級田舎都市の盛り場って感じ。
超ローカル、良く言えば素朴。
この赤い店は「レッド・ピアノ」、目印になります。
ドリンクは1.5ドルから3ドル、すべてが日本からすれば激安です。
ただ音楽は音質の悪いユーロビートやテクノなどの垂れ流し、音にうるさい人は好みの種類の音楽の店に入りましょう。
僕がシンガポールで試したドクターフィッシュは流行の様、至る所に店が出ていました。
ただ衛生面がシンガポール程管理されているのかは??です。
幾つかの店を梯子しましたが、居心地の良さそうなのは、ややうるさい雰囲気がお好きなら「インタッチ」(IN TOUCH)、静かにクールで決めたい時には「リンガ・バー」(LINGA BAR)・・・と言ったところでしょうか。
またトゥクトゥクでホテルに・・・今度は前述のように1ドルで・・・。
ホテルの人には「グッドモーニング、shackinbabyサ~ン」ともう名前付けで挨拶されてしまいました。
(もちろんshackinbabyではなく、本名でですよ)
あと数時間寝ると、いよいよカンボジアの遺跡とご対面です。