大阪で仕事してから松山に行きましたので、伊丹空港からはJAL系のJAC(ジャパン・エア・コミューター)のボンバルディアQ400で出発です。QはQUIETの略だそうで、低騒音が売りの74人乗りの飛行機です。もちろんブリッジからは搭乗できず、バスでもなく・・・・・徒歩で飛行機に向かいます。
お昼は空港で買った、コレです(笑)。
有名な「坊ちゃん列車」です。
もちろん観光用で、でも街中の普通の路面電車と同じルートで走ります。
内部も木製でレトロです。車掌さんが、少しだけ観光用の解説もしてくれます。
道後温泉駅も、この作りです。
古くからのアーケード、「銀天街」です。
藤田竜の「松山からの手紙」という小説にでてくる「銀天街」・・・どんなところかなぁと想像を膨らませていたのですが・・・・まぁ、普通の地方都市のアーケード(笑)でした。
坊ちゃんだんご
松山?・・・・愛媛?・・・・ポン・ジュース?(笑)
そんな知識しかなくて、愛媛の人には申し訳ない・・状態、自由時間がほんの数時間だったので、「とりあえず」感はいなめませんが、適当に都会で適当に田舎、城下町で路面電車も走ってて・・・・なんか「良い感じ」の街ではありました。その町のどこででも目に付く看板が、タルトとこのだんご。早速買ってみました。
道後温泉
松山に行く観光客の多くは、本当のところ、松山の街より道後の温泉?(笑)
道後温泉本館は、「神の湯」と「霊の湯」という二つの浴室と、それぞれの休憩室など、4つの入浴コースと皇族専用の又新殿からできているそうです。
神の湯本館棟の歴史がいちばん古く、完成したのは明治27年。又新殿は明治32年にお目見えしたとあります。
明治時代の温泉施設が、こんなにきれいに残っているのは、日本ではきっとここだけでしょう。
平成6年には、近代和風建築としてのすばらしさと保存状態のよさから、国の重要文化財に指定されているそうです。
周囲は工事中で、「雰囲気ぶち壊し」状態。
なので、その工事の柵とかが入らないように、やや上に上に写真を撮っています。
それにしても、雰囲気出てますねぇ。
安い方の「神の湯」の休憩の部屋です。
ここも実にレトロなたたずまいで、周囲から聞こえる電動ドリルの工事の音さえなければ(笑)、最高です。
でも人が少ないときだったので、やや「だだっ広く」感じて、浴衣だけではちょっと寒かったです。
「神の湯」にはこの階段を下りていきます。
「坊ちゃん」の間だそうです。
皇族専用の又新殿の方は撮影禁止。
さすがにさすがの作りでした。
おやつと夕食
街のあちこちに、こういうのがいるんだよ、松山って(笑)。
「坊ちゃん」の街だからだけど・・・・。なんか唐突で、すごすぎ。
なにげに食べた「南予風たいめし」というのが、イケてました。
「中予風たいめし」というのが普通に鯛を炊き込んだご飯だったみたいなので、僕はこちらを。
鯛の刺身をご飯の上に並べ、胡麻とかのり、出汁でわったとろろをかけて食べるもの。
さっぱりしてて、これは好きです。
「味倉」という店でした。
ラーメンは熊本(なんで、「熊本」なのって言わないで!)の「天外天」の支店で。
あっさり「とんこつ」って感じです。
フライド・ガーリックが決め手?