ニューヨーク「お上りさん」旅行 ヒルトン・タイムズスクエア、グレイズ・パパイヤ、コーナー・ビストロ

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ホテルのチェックインが大体午後10時頃。
巨大バスターミナルの「ポート・オーソリティー」からすぐの好立地にある「ヒルトン・タイムズスクエア」の玄関です。
この時計が目印ですが、こちらのドア周辺は夜はやや薄暗く、反対側の42丁目側のドアが一般的には使われるようです。
そちらは超繁華街、目の前はライブ・クラブの「B・B・KING’S」だし、周囲には吉野家(笑)もサンリオのショップもあります。

セキュリティーがしっかりしている入り口からエレベーターで21階だか22階にあるレセプションに向かいます。
小さなロビー。
ちょっと暗めですが、クリスマスツリーが良いアクセントになっていました。

アサインされた32階の部屋は、ごく普通な感じ。
窓からは確かに高層ビルの林立がよく分かりますが、特別感動するというほどでも有りません。
これが年末ということで、US$1480++位の値段が付いていたのにはビックリ、さすがに直前は$480++位に落ち着いてきてはいましたが・・・・そこに無料で泊まろうというのですから、まぁ、この部屋でも良しとしましょう。
これもヒルトンのダイアモンドというステイタスのおかげですから。

シャワーブースは無し。
バスアメニティーは、最近のヒルトンはこれで統一しているのかと思うくらいのクラブトゥリー&イブリン。

部屋にいてもつまらないので、相変わらずの雨交じりですが、早速のマンハッタン探索に。
ニューヨークの人は雨でもめったに傘をささないようですが、僕は日本人(笑)、フロントで傘を借りて外に出ます。
まずはホテルから歩いて15秒の地下鉄の駅で、メトロカードを買い込みます。

ニューヨーク歩きには欠かせないですものね。
(今はトークンはもう使えないのでしょうか?)
自動販売機は多言語でディスプレイされるので、日本語で現金ででもカード支払いででも簡単に買うことが出来ます。
カードのスワイプがうまくできてちゃんとバーが通れるとうれしいものです。
気分はニューヨーカー?(笑)
これ経験した人は分かりますよね。
まずは小腹を満たしたいので、ホットドッグの有名店に。
選択のポイントは深夜でもあいていて安いところ・・・で、選んでみました。
「GRAY’S PAPAYA」です。

ニューヨーク市内に確か3店舗あって、どこも24時間営業。
この時間チリは終わってしまったというので、オニオンのホットドッグを。
ケチャップの味がくどくなく、以外にアッサリ系で、さすがさすがのお味です。
1つ買うという人は少なくて、たいては2個とドリンクがセットになってUS$3.50のセットを選ぶようです。

それにしてもこのインテリア、本当に不思議なムードをかもし出しています。
チープな感じとしてはピッタリとは思うのですが・・・。
あと、「PAPAYA KING」という有名なホットドッグ屋も有りますが、PAPAYA(パパイヤ)とホットドッグ屋と何か関係があるのでしょうか?
GRAY’Sのパパイヤ・ジュースを美味しいという人がいますが、そういう人はタイでもシンガポールでもインドネシアでも行ってみてください。
もっともっと濃くて美味しいですから・・・。
今度は地下鉄乗りの練習でウェスト・ヴィレッジまで出て、「CORNER BISTRO」というハンバーガーが美味しいというこれまたチープ系のレストラン(実際にはパブみたいな感じ)にも行ってみました。
ここも深夜3時から4時までは、やっている店だそうです。
お店に入ると中はバーになっています。
かなり年季の入った木製のカウンター、椅子、テーブル。
ディズニーランドのアトラクションとか映画のセットかと思うほどの独特の雰囲気で、この時間(深夜1時頃)にも、若い白人客で一杯です。
そのバー・エリアの奥がダイニング・エリアです。

いわゆる「レストラン系」ノハンバーガーの出し方ですが、見てくださいこの分厚いパテ。
全体のバランスが良く、ヴォリュームが有るのに全然脂っぽさを感じさせず、女性でもペロっといけちゃう感じです。
フレンチフライが美味しいとのコメントがどこかにあったのですが、僕には「普通」でした。

これでドリンクにチップを入れてもUS$10ちょっとですから、「レストラン系」ハンバーガーとしては相当に安いと思います。
でも、前回食べたル・パーカー・メリディアン(ホテル)に入っている「BURGER JOINT」の方がジューシーさではやや上でしょうか?
最近流行の有名シェフがやっている「グルメ系」ハンバーガー屋の一つ「S
HAKE SHACK」にもどうしても行って比較をしてみたかったのですが、短い滞在期間はそれを許しませんでした。
深夜2時前頃にミッドタウンに戻り、まだネオンが煌々とついているブロードウェイを散歩しながらホテルに戻りました。
雨も上がりかけています。
ちなみに、深夜1時を過ぎると地下鉄の本数が極度に減りますが、どの駅もウェイティング・エリアなら安全感はかなりありましたよ。
僕の度胸がついたのか、ニューヨークが安全になったのか・・・。

馬車のおじさん、こんな遅くまで・・・もうこんな遅くてはお客はいなそうな・・・・。

チョコレートの殿堂「HERSHEY’S」です。
すごい派手さ、嫌がおうにも目立ちます。

お土産屋の店頭ディスプレイです。
これは他の都市だと圧倒的にダサいんだけど、ニューヨークがモチーフだと許せちゃう?

オールド・ファンには懐かしい「COLONY RECORDS」がまだこの場所にありました。
その昔はニューヨークでも一番の在庫を持つ廃盤屋だったのに・・・・今では楽譜や楽器、メモラビリアの店になってしまったようです。
奥はミュージカルの「シカゴ」をやっている劇場です。

これは「マンマ・ミーア」の大宣伝看板。
目立ちます。
僕も今回はミュージカルを2つ見ることにしています。
本当は3つ見る予定だったのですが・・・その顛末は後で書きます。


ホテルに着いたのはもう深夜3時過ぎ。
爆睡あるのみでした。
これで僕のニューヨーク第1日目が終わりです。

第2日目

<12月31日>(ニューヨーク時間)
旅先の興奮からでしょうか、数時間の爆睡のあと、以外にも早起き。
入浴の後、チェックインのとき頂いた無料朝食券で、朝食を。
ホテルのレセプション奥にあるホテル唯一のレストランは、窓際が一等席のようです。
高い天井、大きな窓から一杯の陽の光、窓から見える摩天楼群・・・大都会にいるなぁという感じのする朝食です。
バフェで20ドルちょっと、それがヒルトンのメンバーシップのおかげで無料でいただけます。
内容は・・・・まぁ、こんなものでしょうか。
ベーグルをトーストしてもらいましたが、それはさすがに美味しかったですが・・・・。

でも、どれも一口づつかじる程度にしておかなくては、です。
というのは、本当に美味しい朝食をこの後食べたいからなのです(笑)。
ホテルから歩いて15秒の地下鉄タイムズスクエア駅から10分くらい北上、アッパー・ウェストにある有名店、「SARABETH’S」に出かけます。
以前はこれまた有名なご近所の「GOOD ENOUGH TO EAT」を試したので、今度はこちらにしてみました。

ちょっとヨーロッパ系入ったようなアメリカン・デザインで、いかにも心和む感じ。
店内、あるいはスタッフはいたってカジュアルかつフレンドリーです。

でも、この店にアフリカン・アメリカン系、アジア系の顔はそぐわない気はします、なんとなく。
白人老夫婦、裕福そうな中年カップル、子供連れの白人家族・・・がピッタリって感じの店です。
寒い中歩いてきたので、ドリンクはホット・チョコレート。
この暖かさ、甘さ、チョコレートの濃厚さが、体を芯から温めてくれます。
美味しい。

リコッタチーズとレモンのパンケーキ。
う~~ん、上品なお味。
使っている材料も良いものとすぐ分かるし、焼き方にも神経が配られています。
お皿上の配色も香りも上々です。
人気があるはずですね。

人気のジャムはレジの後ろに陳列してあリますが、値段は高め。
ジャムのほうにはTAXがかかりません。
でも、すぐ近くの「ZABAR’S」でも$1~2安く売っているし種類も多く置いてあるので、ここでは買わなくても良いでしょう。
その人気食料品店「ZABAR’S」まで歩いて1分、ブロードウェイを渡ればすぐそこです。

「DEAN & DELUCA」にもっとスーパーマーケット的要素を足したような店。
でも何を買ってもハズレは少なく、入り口近くの世界中のオリーブが置いてあるオリーブ・バーやチーズ売り場を見ると、僕のようなフード・ラバーは思わず頬が緩んでしまうのです。
ここで、ゼイバース・ブレンドのコーヒー豆(ほんと良い香り)、バルサミコ・ビニガー、ブリー(チーズ)の一番小さいサイズ、スモークサーモン少し、オリーブやバジルを練りこんだ自家製パンなどを買い込み、お隣の店に移動します。

多分世界で一番有名なベーグル屋、「H&H BAGLES」です。
たとえば「エブリシング」といういろいろなものが全部入ったベーグルが一つなんと$1.20もします。
他の店ならたいてい半値くらいなのに、それでもこの店、いつ行っても行列です。
一体一日に何個売れるのでしょう!
それにこの店はイートインも出来ません。
フィリングする具材が少し置いてあるだけです。
ここでは「エブリシング」を一つだけ買い、ZABAR’Sの買物袋を片手に、歩きながらベーグルをかじります。
もう気分だけは、ニューヨーカー(大笑)。
出来立てのベーグルはまだ暖かいというよりは熱い感じで、「外はちょっとカチッ、中はモッチモチ」という最高の食感が・・・・、日本のベーグルより塩味がハッキリしているので、そのままでも120%美味しいです。
こういうの食べるだけでも、ニューヨークに来た甲斐があった・・・とつくづく思ってしまいますね。
帰りの地下鉄に乗る前に、駅前のこのディスカウント店に。

シカゴでもお世話になった店ですが、ざっと見ただけでは特に欲しいものはありませんでした。
エルメネジルド・ゼニアのベルトが$18.98というのにはちょっと心ときめきましたが・・・。

この後昼時にはチェルシーに繰り出します。
午後2時からはミュージカル「JERSEY BOYS」の予約があるので、結構忙しいです。
それに今夜は大本命のタイムズスクエアのカウントダウン・・・時間配分に頭を使います。

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