今回は3つの違う値段帯の店で、足マッサージを試してみました。
まずは高級店。
僕の2泊目の宿泊先のヒルトンのオーチャード通りをはさんだ向かい側のビルの一階にある「FOOTWORKS」という店。
45分の足マッサージが45ドル+サービス・チャージ(日本円で大体3500円くらい)という店です。
オーチャードという東京で言えば銀座のビルの一階に店を構えているだけあって、店内はご覧のように超きれいです。
TELすると予約が必要といわれますが、実際には??です。
店内に入ると、まず受付で「問診表」を渡されるので、体調のチェックやマッサージの強さやリクエストして欲しいところがあれば、書ける様になっています。
そして、(使い捨てで新しい)スリッパに履き替え、リラックスチェアに案内されます。
ここまではレセプションの人の仕事、とてもきれいな英語を話し、愛想もよく、好感度大のスタートです。
待つことなく中華系の顔立ちをした熟年のマッサージ師が登場。
(ほとんどがこうした中年以上の男性マッサージ師)
まずは、フットバス(足湯)。
次いでフットマッサージ。
このあいだ、寝ていても良いし、ヘッドホンでテレビを観たり、雑誌を読んだり、思い思いにくつろぎます。
マッサージ師は時々声をかけてくれますが、この英語もほぼ完璧。
コミュニケーションは100%取れます。
タイなどでよくあるマッサージ師同士の私語も全くありません。
ただひたすらマッサージ。
手の休むことがありません。
この人相当に上手!
フットのあとは手に行き、腕・肩・背中もマッサージしてくれます。
45分という短い時間に最高に凝縮されたマッサージが受けられました。
本当に体が軽くなりました。
足も一回り小さくなったかのようです(笑)。
シンガポールですから、こんなに良くしてもらってもチップは不要です。
すべて終わった後は、受け付けで、「お茶」が出されるのでそれを飲み干して、そしてお支払い。
もちろんカード払いもOKです。
こんなに満足して店を出られるのなら、この店高くはありません。
本当にまたチャンスがあれば、是非来たいくらいです。
次に、中くらいの値段として選んだのが、カトン地区に遊びに行った帰り、マリンパレード・ショッピングセンターというローカルなショッピングセンターの中にあった「WAN YANG」というチェーンのお店です。
ここは40分で、税込み32ドル(日本円で2400円くらい)です。
英語はもちろん通じますが、多少アクセントに癖があり、少々ブロークン。
足も自分で洗います。
マッサージ師は若めの男性が多く、上記オーチャードの店とは全然違う感じです。
「ニーハオ・・・」と声をかけられますが、「英語でお願い」というと、それ以降は英語になります。
ここでは客との会話も多めで、マッサージ師同士の私語も多いです。
ただやることはバッチリで、ここでもマッサージ的には充分満足できました。
でもマッサージが若いというか、オーチャードの店での老練な感じはありませんでした。
それとここは本当に足マッサージは足だけで、腕・肩・背中のマッサージはありませんでした。
カード支払いは限られたカードだけ可能でした。
どうですか、この違い。
皆さんならどちらを選びます?
最後は最下層の店(笑)。
ここは写真も撮らなかったし(撮れなかった・・・というほうが正しい?)、店の名前も覚えていません。
着いた翌日、チャイナタウン散策中に見つけた巨大な「PEOPLE’S PARK CENTER」の3階の奥の奥(ちょっと風俗入ってそうな雰囲気も一部にはある感じ・・・)のマッサージ屋乱立区域で、どう見ても風俗とは関係なさそうないでたち(笑)のオバチャンの店を選んで足マッサージ。
なんと1時間20ドル(1500円)というのですが、店が汚い、タオル類が不潔そう、独特の臭いがする、オバチャンが平気でゲップとかする(中国ではこれが普通か?)、1時間とはいうものの実際には40分くらいで終了・・・と、肝心のマッサージは普通なのに・・・残念な結果でした。
ここはバーゲン・ハンター向きの店で、普通の旅行者は、上述の中級以上の店を選んだほうが良いようです。