２４時間の大連 マッサージは２時間１１０元

「万宝海鮮舫」で本当にお腹が一杯、タクシーでまた、たったの８元（基本料金）でホテルに帰ってきました。

一息ついたら、今度はマッサージ・タイムです。
盛りだくさんでしょう？うちの旅行は（笑）。
ただこれから遠くまで出かけていく勇気はないので、ホテルの真ん前にある「Tai Dien」という去年の４月にオープンしたばかりという、やや高級めのマッサージ・サロンに出かけました。
（周囲には盲人按摩などと書かれたメチャ安のローカル向けマッサージ屋も沢山あります。
僕だけなら迷わずそっちに行っちゃいますが、今回は奥さんも一緒なので・・・）
この店が日本人向けフリー・ペーパーに出している宣伝には、「店内は、タイの調度品などで南国ムードいっぱい。最新のフェイシャルエステはクレンジングからホワイトニングまで個室で体験することができ、お値段もリーズナブルでお得感満載。店内にはカフェスペースもあります」とあります。

周囲が暗めで、しかもフラッシュをたいていないので、ボケた写真ですみませんが、店の入り口はこんな感じです。
入ると、すぐに「いらっしゃいませ」と流暢な日本語で声をかけられます。
そういう店なんですね、ここ。
日本人御用達みたいな・・・・。
その女性が、とても丁寧な口調で、この店の特徴、マッサージの種類、値段などを教えてくれ、マッサージ師は男性が良いか女性にするか、個室にするか・・・なども聞かれます。
この店「泰殿」（Tai Dien）は、店の宣伝や名前から分かるとおりタイをイメージしたマッサージ屋です。
タイ・マッサージなどというメニューもありますが、ここは中国、僕らはもちろん「足裏コース+保健指圧コースマッサージ」（110元=約１６００円/120分）にします。
それに夫婦２人で施術できる個室もお願いしました（個室料金は１０元、１５０円）
インテリアは、これも暗いところの写真でボケボケですみませんが、すべてタイ風で統一されています。
個室ではタイ風のリラクシング・ウェアに着替え、たっぷり２時間。
いや～～っ、体中、揉みまくられましたって感じです（笑）。
僕を担当してくれたオニーさんの力は相当に強く、時に日本語を交えながら、ほぐすほぐす・・・ここでも中国の実力、マッサージというより按摩の力を見せつけてくれます。
これでこの値段（日本円で１６００円くらい）で本当に良いの？ってくらい満足しました。
でもチップは無し、受付の人がそれで良いというのですから・・・もしかするとタイなどのほうが規定の料金だけ見ると安く感じられるかもしれませんが、チップなども必要だし、中国のほうがコストパフォーマンスは上かもしれません。
支払いはカードでＯＫです。
マッサージの後は、中山広場のライトアップを見ようなんて計画は即中止、通りを渡るだけの部屋にすぐ戻り、シャワーも浴びないで、ベッドに直行、夫婦ともども爆睡あるのみでした（笑）。
これで大連第一日目はすべて無事終了です。

大連２日目、つまり今日はもう帰国日です。
１泊２日はとにかく短い！
朝はゆっくり起き、昨日スーパーで買っておいたパパイヤや瓜を簡単に食べただけ、後は部屋に備え付けのティーバッグでお茶、これで充分でした。
この後は夫婦で中山広場周辺などを散策、中山広場の東にある「友誼商城」でお土産になるものがあるかどうかも見て回りました。
結果は「欲しいものは、何も無し」、ただ地下のスーパーで奥さんは何点か買い込んでいましたが・・・。
僕は道端のブックスタンドで面白そうな雑誌を何冊か買ってみます。

午前１１時過ぎ、ホテルをチェックアウト。
タクシーで約１５分で、空港到着。
チェックインのとき、ラウンジの利用券か一人６０元分のコーヒーショップで使える金券をくれます。
ラウンジはほとんど「ただ椅子があるだけ」のスペースと聞いていたので、迷わず朝食件昼食の意味で、コーヒーショップに入って金券を使うことにします。
で、ここ、相当にボリボリな値段ですが、他に店が無いので、客はそこそこ入っています。
ウェイトレスは毎日日本人の客に慣れているのでしょう、片言の日本語の出来る人が多いです。
これはそこで食べた醤醤麺。

ま、こんなもんでしょうという味。
肉味噌の味付けが八角が効いていて、いかにも中国のイメージでした。
普通に支払えば、確か３５元。
高いですよねぇ。
午後１２時５０分にＪＡＬ９９８便に搭乗。
ここでもビジネス・クラスは満席、エコノミーは半分以下の搭乗率といった具合でした。
シートＴＶも無いので、機内食に少し手をつけた以外は、ほとんど寝ているうちに成田に到着。

「蒸し魚海鮮餡かけ蕨ごはん添え」をメインに、日本風味、サラダ、果物等で、ＪＡＬの機内食としては平均以下と思えるような内容でした。