柴又にお連れしました

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無事に空港でお出迎えも済み、リムジンバスででも都心のホテルに・・・と思ったら、なんとその方、寄り道したいところがあると・・・。
なんと「シバマ~タ」(笑)に行きたいとおっしゃるのです。
確かに京成で高砂まで行けば、後は一駅ですから、案内できなくはない・・・いくつかの電話連絡の後、トホホ・・・「シバマ~タ」に行かされる羽目になったのです。

僕は随分昔ここ柴又に来たことがありますが、何にも面白い想いで・イメージが無いので・・・まさかまたここに来ることになるとは・・・。

昨日までの曇り空、雨空が晴れて、今日はとてもよい天気。
絶好の秋晴れではありました。

でも、参道には余り人もいず、とてものどかな感じ。
巣鴨の雰囲気と、成田山の参道をミックスして、規模をメチャクチャ小さくした感じです。

これが柴又の帝釈天。
お連れした外国人(台湾の方)はもう僕以上に写真撮りまくり(笑)です。

境内にはほとんど人はいず、ちょっと神聖な背筋の伸びる感じがします。

柴又七福神の一つでもあり、毘沙門天だそうです。
あ、そうそう、この帝釈天の正式な名前は「題経寺」と言うのも、屋台を出しているオジさんに教えてもらいました。

ここには回廊式の大庭園もあるのですが(前に行った)、時間に追われていたのでその外国人には言わないでおきました。
あとこの辺で僕の好きな「山本亭」のことも。
皆さん、「山本亭」、ご存知ですか?
大正末期の特色を色濃く残した和洋折衷の歴史的な建物で、その書院作りの庭園は、日本庭園ランキングのいつも上位にいるんです。


それに、帝釈天の先の「矢切の渡し」もカットです。
今日あたりは人も少ないし、多分行っても「あぁ、そう・・・」ってことになりそうだからです。
特に外国の方にはね・・・。
で、説明してさしあげたのはこれだけ。

巣鴨の高岩寺の観世音菩薩像のように、自分の悪いところを洗うと治るという信仰に基づく「洗い観音」のこれ、巣鴨と違って並ばなくてもいいし・・・・彼、頭と心臓のところと下半身(笑)を何度も何度も洗っていました、これ本当です。

柴又の帝釈天の参道には、いくつもの有名店が並びます。
この飴屋さんは、「咳は止めても息は止めません!」(笑)というすごいキャッチフレーズの「セキトメあめ」なるものが名物だとか・・・。
中にコデインでも入っているのでしょうか?(笑)
これは一番有名な店でしょうね、通りの両側にお店を構える「高木屋」という団子やさん。

そういえば昔、ここのお土産用の草団子の箱をよくいただいたっけ。
お団子セット、3本で500円です。
ちょっと高いかな?
台湾のお客さんは大喜び、ここでも写真撮りまくりです。
団子だけではなく、急須とかまで・・・。
彼はこの店の雰囲気と、団子と、おぼろげに知っている「フーテンの寅さん」のイメージに120%満足、でも僕にはここの団子、ちょっと柔らかすぎのような気がしました。

なんかかんやでとても端折った柴又見物、予定より2時間遅れで彼をホテルに送り届けて、僕の午前中の仕事は終わりとなりました。

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