沖縄らしい食事
僕の那覇でのセッションもこれで終わり・・・だから、もし腰痛が悪化したらどうしようという恐怖もあったけど、行けるものならなんとか行ってしまいたいというのが本音でした。
同じ姿勢でいる時はそうでもないんだけど、座位から立位なんてのがとにかく痛いし、時間をかけないと、もう大変・・・・。
でも、気力で何とかなりました・・・というより「何とかしちゃいました」(笑)。
ちょっとは鎮痛剤のお世話にもなりましたけどね。
そして、これでもうしばらく沖縄に来れないなと思ったので、ローカル・スタッフに調べてもらったりして、「沖縄らしい」(?)食事をして、「沖縄らしい」(?)お土産で締めくくりをすることにしました。
すべて仕事先(国際通り周辺)から歩いて10分以内のところを選んでもらいました。
まず、食事。
ローカル向けだけど、観光客も来なくはないという、昔からある感じの沖縄の食堂。
観光客でにぎわう公設市場の一本奥にある「太栄食堂」というところに行きました。
なんか、いい感じでしょ?(笑)
中はこんな感じ。
沖縄はこの時期、湿気がすごくて、外も中もモワーッとして、デジカメの画面、なんかシロっぽいのはそのせいでしょうか。
一面貼られているメニューとか、沖縄の三味線とか・・・・雰囲気出してますね。
食べている客も、オキナワーって感じの人(笑)ばかりでした。
値段も安い!
僕のオーダーは「ゆしどうふ定食」、刺身付き。
刺身はこれカジキかな?
「ゆしどうふ」はとってもやさしい味。
毎日、こういうの食ってりゃ、コレステロールも中性脂肪も上がらないですよね。
同行者がオーダーしたこの店の一番人気「エビ天巻寿司定食」も美味しそうでした。
でも、ちょっと胃にやさし「すぎ」(笑)たので、デザートに「ミルクぜんざい」を。
甘く煮た金時豆の上にフワフワの氷、そしてミルク。
沖縄ぜんざいの見本のような味でした。
見渡せば、女性のお客さんのほとんどが注文してました。
謝花桔餅店
お土産には絶対これ・・・と言われたのが「桔餅」(きっぱん)というお菓子です。
沖縄の「甘いもの」といえば、「の」まんじゅうとか山城まんじゅう、テンピヌメーまんじゅうのような饅頭類、黒糖を使ったもの、おなじみの「ちいすこう」などがすぐに思い浮かびますが、最高に「沖縄っぽい」スイーツといえば、これだというのです。
これを作る店は今は沖縄でもただ一つ、ここ那覇グランドホテル奥の「謝花桔餅店」しかないそうです。
しかも、作る手間が大変なこともあって、「売り切れ」のことも多いと聞いたので、TELにて予約。
「一セットだけ残っています」ということで、買いにいってました。
桔餅は、沖縄に産する九年母(くねんぼ)とかタンカンを原料に作られ、周囲を砂糖で固めた上品なお菓子。
香りは高く、甘すぎず独特の風味があることから、通人好みのお菓子、特にお茶席のお菓子として全国から注文が来るそうです。
店内にはこの菓子のファンであるという皇族のお写真も飾られていました
桔餅単独では売っておらず、冬瓜をアク抜きして砂糖だけで長時間に煮つめた「冬瓜漬け」とセットの販売です。
桔餅がやや硬くあまり甘くないのに対して、冬瓜のほうはただただ甘く周囲はサクサク・ホロホロ、中はネットリの食感です。
糖度が高いので冷凍保存しても凍らず、薄く切って食べれば、冷たくサクサク感がまして、さらに美味しいのだそうです。
桔餅と、薄くきった冬瓜漬けです。