キンナリー
バンコクは、ますます素敵なレストランで一杯です。
今回行ったのは、BTSのナナ駅というとんでもない雑踏地区から歩くことほんの2・3分、スクムヴィットのど真ん中とは思えないような緑一杯の一軒屋レストランが、最近出来た「キンナリー」です。(発音的には「キナリー」に近いでしょうか)
ファサードを入ると、木々の奥にバーがあります。
左側の木に付けられたランプのところの金色の鳥、これがキンナリーです。
アウトドア席もありますが、今日はエアコンの聞いた室内席で。
周囲はうまく緑で包んでいます。
カトラリーもおしゃれで素敵です。
190Bからあるランチ・セットのうちお勧めという460Bの豪華セットを。
前菜の盛り合わせも繊細なディスプレイと味。
メインはこの3皿、イエロー・ライス付き。
エビのイエロー・カレーにはなんと木耳が。
コリコリ・・・これは新しい食感です。
プージャー。
プーは蟹のこと、日本人にはたまらない味です。
3皿目はご飯無しにはいられない、中華の影響が濃い「鶏肉とカシューナッツの炒め物」。
デザートはタイ菓子で一杯で、1人には多すぎます。
これはもう少し整理した方がいいでしょう。
スタッフもフレンドリーで、ここは雰囲気の良い、まさに旬のレストランだと思いました。
バナナ・ハウス
BTSのサラデーン駅近くの「バナナ・ハウス」。
栄枯盛衰(?)の激しいバンコクのレストランでは超老舗、本当に昔からあった気がします。
ガイドブックにも常連のため、僕は以外に見落としていました。
数年前に一度行ったきり。
その時は、やたら日本人だらけ、でも観光客というよりは駐在系の日本人客専用ってイメージでした。
で、今回は、この料理を食べたくて行ってきました。
「ホーイ・ラーイ」。
「焼きハマグリ及びにんにくパン」という日本語タイトルがついていて、たこ焼きプレートのような素焼きの皿に、ジュウジュウ音を立てながらバターとガーリックたっぷりのハマグリが出てくるという、見た目にもインパクトの有る料理です。
付け合せのガーリック・トーストとともに食べると、とても120B(約400円)とは思えない美味しさ。
これは「ハマる」人が多いのも分かります。
またしても、大好きなパッシーユーを注文。
今日はガイ(鶏肉)を使って、パッシーユー・ガイ。
豚肉を使えば、パッシーユー・ムー。
前の日「ヌーディ」で食べたのより、味がくっきり。
プロの味です。
付け合せのナンプラ、砂糖、唐辛子などをかけて、自分好みに味を調えます。
帰りにスーパーで、ルークチョーブを。
感触はまるで日本の和菓子。
昔に比べて衛生面での心配が少なくなって、こうした生ものも安心して買えるようになりました。
スーパーでは熟れたマンゴも。
時期じゃないので一つ60B位しますが、相変わらずタイのマンゴはフィリピンのに次いでジューシーですね。
ホイテンロウ
漢字で書くと「海天楼」でしょうか、今回宿泊したパン・パシフィック・ホテルにある中華レストランです。
僕の宿泊パッケージには片道送迎のほかに5つから1つ選べる特典がついていて、僕は館内のレストランでUS$25分使える特典を選び、ここでお昼を食べました。
以下の料理全部と税サ込みで約US$23。
つまり、宿泊料金に込みということになりました。
飲茶はどれも繊細な味。
「基本」にちょっと高級な素材を付け加えています。
プリプリのエビを葱と一緒にいただきます。
写っていませんが、ついてくる2種類の醤が最高でした。
蓮の葉包みのおこわはスタンダードな味で、ほんと万人向き。
「流行の」楊枝甘露。
ここでは生クリームを混ぜたマンゴ・ソースって感じのしゃぶしゃぶした中に、マンゴとポメロが入っています。
生クリームがちょっとしつこいかな。
これは香港の方が圧倒的に「勝ち」です。