時間は深夜0時過ぎ、日本時間で午前2時過ぎです。
飛行機の中で少し寝ているので、まだまだ元気。
アサインされた部屋を一回り見たところで、早速「パークハイアットバンコク」35階にある「メトロポリタン・バー&グリル」に行ってみます。
まだ、やってるかな?
ここは35階を中心に3フロアに渡って広がるダイニング・ベニュー。
このエントランスから左右に分かれ、更に上下のフロアには階段で・・・。
ウェブにはその構成について
Arriving by elevator, you enter the Penthouse in the middle, at level 35.
A sweeping staircase links the three floors beneath a modern artwork chandelier.
With an antique motorbike poised at its entrance, the open kitchen at The Grill (level 34) prepares quality meats and sustainable seafood from around the world
Chef’s Table (level 34) where tailor made and refined food and beverages are served to create an intimate relationship between our guests and our specialist.
Rooftop Terrace (level 36) is the new best place to drink in Bangkok’s night time while enjoying the city skyline with anything from a bucket of drinks to a curated cocktail.
とあります。
この表現から僕はルーフトップバーだけはどうしても体験したいと急いでここに来たのですが、残念、まだオープンしていないんだそうです。
マネージャーによると「オープンは12月ごろでしょうか」とのこと。
それならウェブにもそう書いとけよ、期待して来たんだから(怒)。
35階のThe Cocktail BarとWhisky Roomにはまだゲストがいて、一杯やれそうでしたが、下戸な僕は景色の楽しめるルーフトップバーでなければちょっと意味がないと・・・。
マネージャーは親切で、34階のもう誰もいないThe Grillを丁寧に案内してくれました。
う~~ん、ルーフトップバーがやってなければ、この後の時間の過ごし方を即変更。
タクシーをラチャテウィーまで飛ばします。
なお「パークハイアットバンコク」、タクシーは捕まえにくいホテルです。
スタッフが熱心にタクシーを呼び込んではくれますが、待つ時には結構待ちます。
ラチャテウィーまでは深夜なのですぐ、時間もすぐ、50バーツもかかりません。
僕が覚えていたマッサージ屋はまだ開いていたので(名前不明)、1時間の足マッサージを・・・。
ローカル向け風のちょっと怪しげな店構えですが、値段は250バーツでしたから、外国人も多い店なのでしょう。
その後すっかり涼しくなった空気の中、ペップブリ通りに面したまだまだ繁盛中の「ジェーゴーイ」という店まで移動します。
(ちなみにこの店、アルファベットではJaeGoiと書かれることが多いですが、店のメニューにはJaeKoyとありました)
ここはイサーン料理がメインのレストラン、深夜3時まで営業しているし、僕がタイの味の1つと(勝手に)思っているチムチュム(イサーンのハーブ鍋)が美味しいと評判の店なのです。
僕が着いたのは午前2時半頃。
まだまだキッチンは忙しそうだし、広い客席も1/3は埋まっています。
作りは簡素なものの、どこもきれい整理整頓されていて、清潔感はまずまずです。
英語の併記のあるメニューはありますが、スタッフはもちろんタイ語オンリー。
チムチュムはやはりこの店では特別らしく、1ページが割かれ、大きく扱われています。
どれも値段が安~い、さすがタイ・ローカルの店です。
僕はもちろんチムチュムを注文(「ただひとこと「チムチュム」という日本語発音で通じます)、具材はポークとシーウードのミックスというのにしました(これはメニューの指さしでOK)。
すべてで200バーツとのこと。
これはイサーン料理屋としては高めの値段だそうで、たいていは150バーツくらいのようです。
そしてたいていの店ではこの料理は土鍋で出て来ますが、この店はこういう金属製の鍋で・・・。
トレーには野菜(空芯菜、白菜、スイートバジル、人参他)や春雨が山盛り、ポークとシーフードのミックスには卵が添えられています。
卵っていうのがタイ風。
コーラは「EST」、タイのローカルなコーラで値段はたったの15バーツでした。
こういうのが出て来るのはいかにもこういう店ならでは、あぁ、タイにいるなぁ・・・です。
スープはレモングラスやタイ生姜、コブミカンの葉など、さまざまなハーブで出汁をとったもので、これが旨いんですよ。
煮るのはすべて店の人がやってくれるので、完全お任せ。
まずはぐらぐらに煮立った鍋の中に野菜、次いで春雨を投入です。
かなりな量で、たぶんこれは多分2~3人前?
野菜とハーブがたくさん取れるので女性陣にも人気の鍋ですが、量的には僕のような大食い男子でも一人ではtoo muchです。
卵は煮卵にするんじゃなくて、具材と混ぜてから鍋に投入するんです。
この辺は日本人には?なところ。
投入。
更にぐつぐつと煮たところで、付いている激辛のたれにつけながら、はふはふと鍋の中のものを・・・。
見た目はごちゃごちゃしてますが、これが旨い、僕はこの鍋大好きです。
はっきり言ってポークやシーフードの量と質は・・・、でも野菜は多く取れるし、何しろスープが旨い。
レモングラスやタイ生姜、コブミカンの葉などタイを代表するフレーバーが合体、僕には本当にタイを感じるローカル料理の1つですね。
食べ終わった午前3時過ぎ(日本だと午前5時過ぎ)、まだまだ店の前からタクシーは容易に捕まり、ローカルな店から今度は超最先端の「パークハイアットバンコク」まで戻ってきました。
タイ1食目は、そういうことで「ジェゴーイ」のチムチュムということになりました。
タイトル通り「バンコク48時間食べまくり」は翌朝からも爆発です。