シンガポールといえば・・・泊まったホテルは「ザ・スカーレット」

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やっと宿泊ホテルのことも書け、ホテラバさんとの約束も果たせます。
ホテラバさん、お待たせしました。

まず、今回の宿泊にあたって色々なホテル、色々な予約サイトをあたったのですが、この時期のシンガポール、どうも大きなコンヴェンションがあるらしく、オーチャード地区のホテルなど空室が無いか、あっても随分値段が高い・・・なんて惨憺たる状況でした。
そこで日本から深夜に着く初日は、翌日朝に予定しているチャイナタウンのホーカーズでのB級グルメ探訪に便利なように、最近チャイナタウン周辺などに増えている小規模ブティック・ホテルから探そうと考えました。
そこで思い浮かんだのが「ザ・スカーレット」。
日本のホテル・ファンの間ではあまりその名前を聞きませんが、欧米の旅行雑誌では高い評価を得ているデザイナーズ・ホテルです。
正確に言えば昔からここにあった「INN ON THE SIX HAPPINESS」というホテルを徹底的にリノベーション、欧米人から見た「ノスタルジックでエキゾティックなハイ・センスホテル」を目指して作り変えられたホテルです。
しかも今のシンガポールで最もトレンディーといわれるクラブ・ストリートに歩いて1分というロケーション、そこに集う小金持ち(笑)達も利用するようになり、某サイトの紹介によると
「シンガポールで最もスタイリッシュで豪華なホテルが新登場!特にスイートルームはそれぞれ別のコンセプトでデザインされ、同じ部屋はひとつとしてありません。プライベートパーティーも開催される屋上のパブレストラン、Breezeは大人気でいつもいっぱいなので行く前に予約されることをおすすめします。お部屋の小物・雑貨類はこだわりの独自ブランド。気に入ったなら、1階のショップハウスで購入可。全室高速インターネットアクセス無料、ユニバーサルコンセント付。ビジネス街Shenton Wayも近い。」
ということになったようです。
ただし、こういう古いホテルをリノベーションしたホテルの常で
「スタンダードの客室には窓がございません。他の一部のお部屋にも窓がないお部屋がございます。ご予約受付後のリクエストとなりますので、ご了承下さい。
※全客室禁煙となります。 ※バスタブ付きはプレミアルーム以上のお部屋になります。スタンダード/エグゼクティブルームはシャワーのみです。」
という注意も必要なホテルです。
そこでホテルの直営サイトからプレミアルームの予約(かならずバスタブのある部屋をアサインするようにとの但し書き付きで・・・)を入れ、チャンギ国際空港から夜食にマリーナ地区にある「マカンスートラ・グラットン・ベイ」のホーカーズでサテを食べた後(後で報告します)、深夜1時半頃にチェックインしました。

タクシーが着くと、この時間でもベルが飛び出してきます。
インド系の顔立ちをした、とても親切なベルでした。

ホテル・エントランスの左側にはリノヴェーション済みのショップハウスが連なっています。
その一階は各種ブティック、2階以上がホテルになっているようです。
つまり随分横に細長いホテルということになりますね。
アースキン・ストリートという通り沿いです。

適度なライトアップも効果的で、さすがデザイナーズ系ホテルだけはあります。
何か良いムードです。
ホテルの中です。

すごいセンスでしょ?
「スカーレット」というホテルの意味が分かりました。
スカーレット=緋色がこのホテルのテーマ・カラーだったのですね。

どこもかしこもスカーレットです。

後は金と黒の配色、曲線の金具、豪華なシャンデリア・・・・ちょっと間違うと、派手めのラブホとなってしまいそうな(笑)インテリアです。

で、アサインされた部屋は予約したプレミアルームではなく、その2段階も上のテーマ・スイートであるLAVISHというスイートルームでした。
ラッキー!

この右端の半ば円筒状になっている部屋、ここをアサインされたのです。
やっぱり日ごろの行いが・・・・(笑)。
本当の理由は、ホテルの直接予約だった、当日この時間にあってもスイートに空きが合った、初めての客だった(→常連になってくれるかもしれない)なんてところでしょうが・・・。

部屋に入ります。
ベル曰く「当ホテルで一番広いお部屋です」と。
それはうれしいけど、入ってビックリ。
妖しい、実に妖しいムードです。

僕は今までこういう感じのホテルに泊まったことはありません。
一人で泊まっていいのでしょうか?(笑)

家具のデザインも、カーテンのドレープ使いも尋常ではありません。
もちろんラブホと違って、ホテルとしてのファシリティーに欠けるところはなんらありません。

バスルームも同じデザインで統一されています。

バスタブはジャグジー機能つき。
いたるところに生花が置かれています。
バスローブも相当な高級品です。

シャワー・ブースも完備です。

アメニティーはすべて独自ブランド。
デザインも凝っています。

ウェルカム・ドライフルーツと無料の水。

こうした小物類もすべてデザインが統一されています。
レトロな時計も、コースターもキス・チョコもすべてホテル・オリジナルのようです。

着いたのが深夜なので窓はすべてカーテンで覆われていましたが、翌朝カーテンを開けると、これまた全然別の表情が出てきます。

優雅なゴージャス感がにじみ出てきます。
こりゃぁ、只者じゃないホテルです(笑)。
もちろん僕のような旅行者も使えますが、ホテルにもTPOがあります。
やはりここは、非正妻系の恋人と人目をしのんで過ごしてこそ生きるホテル(笑)でしょうね。
ベッドの寝心地、空調・・・そのあたりは何の問題もないので、僕のようなホテル・ファンならたとえどんな旅行目的であれ、一泊くらいは良いかなって感じはありますが・・・・。

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