鳴り物入りでオープンしたこの「ザ・リッツ・カールトン東京」も、最近では随分「こなれた」値段で(笑)宿泊できるようになっています。
はっきり言えば、サブプライム問題などの影響もあってか外国からのビジネス・エグゼクティブが減少している、日本人にとっては夏休み前の比較的宿泊のチャンスの少ない時期・・・そんなタイミングだからでしょうか、以前からは考えられないレートで、この日もお泊りしちゃいました。
そうは言っても、もちろん自腹じゃありませ~ん(笑)。
ま、経理の人はこれを「接待費」で落とすのでしょう(笑)。
正面玄関廻りは、リッツ・カールトンらしい礼儀正しさが全開。
正面の花はアジサイ、まさに季節ですね。
もう少し夏が進んだら何になるんでしょう。
予定よりかなり早い到着でしたが、部屋も用意できていて、スムースにチェックイン完了。
部屋は普通のツイン。
(クラブ・レベルではありません)
でも広さが50ヘーベー以上あるので、かなりユッタリした感じです。
前回はスイートだったので至るところ窓という感じ、まさに東京の空に浮かんでいる気分が味わえましたが、今回のスタンダードの部屋。
それでも窓が大きく、そして本当に良く磨かれているので、曇り空とはいえ、充分な開放感と、非日常感、空中浮遊感を感じることが出来ました。
真正面が、ホテルで言えば、ホテル・ニューオータニと赤坂プリンスです。
相変わらず部屋の質感はどれも非常に高く、浴室もユッタリしています。
オーテブランの匂いも本当に上品で、この匂いをかぐとザ・リッツ・カールトン東京を思い出すほどになってしまいました。
今ではそう特別なホテルという感じも少なくなって、ある意味泊まりたいときに気軽に(?)泊まれる最高級ホテルとして、僕のこのホテルに対する好感度は上昇中です。
「フォーティーファイブ」の入り口で出会わせたGMのリコさんとも少しお話したし・・・・。
リッツ・カールトン宿泊の続きです。
部屋にはウェルカム・レターとお菓子が・・・。
ここのバスローブというかガウンは肌触りが良くて、かなり好きです。
大きさも僕に丁度良い。
曇り空ですが、日がどんどん暮れていきます。
この部屋は窓の真ん前に仕事机があるので、とても良い気分で仕事がはかどります。
家から持ってきた書類をペーラペラ(笑)。
気がつくと、外はだいぶネオンがともってきています。
仕事中に、ターンダウンのサービスが入りました。
男女ペアで、浴室などを中心に、とても時間をかけて部屋をきれいにしてくれます。
特に浴室の仕上がりは完璧で、さっきシャワーを浴びた後とは思えない、まるで使われていない場所だったかのようにしてくれました。
感謝。
さすが、最高級ホテルです。
仕事の後はDVDタイム。
家から持ってきたまだ見ていない音楽DVDの鑑賞です。
ソウル・ファンならお馴染みの二人、カーティス・メイフィールドとザ・インプレッションズの足取りを追ったDVDです。
古い貴重な往年の映像もたっぷり出てきます。
曇り空でも、まずまずの夜景。
この空中浮遊感こそ、ザ・リッツ・カールトン東京の最大の「売り」の一つでしょう。
大都会・東京を実感させてくれます。
ミッド・タウンが閉まる前にホテルの外へ。
まだお腹も空いていないので、スーパー(でも高級品ばかりです)で軽くお買物。
部屋のミニバーのコーヒーとで、お夜食としました。
あとは、最高に気持ち良いベッドで熟睡。
僕はここのベッド、かなり好きなんですが、欲を言えばもう少し硬いほうが好みです。
日本のホテルで思い出す限りは、「フォーシーズンズ・ホテル丸の内」のベッドが自分には一番合っているようです。
フォーティーファイブ
「ザ・リッツ・カールトン東京」に歩いていくときは、正面玄関は使いませんよね。
デリの隣のこの玄関をつい使っちゃいます。
で、今回の宿泊は、パッケージの利用です。
「エクストリームハピネス」という名前のパッケ-ジで、2人分の朝食と「フォーティー ファイブ」のデザートブッフェ、更にはレイトチェックアウトまで付いているというお得なもの。
その「デザートブッフェ」は2人分付いているので、丁度この日東京を案内している方と、ティータイム代わりに使わせてもらいました。
(その方と2人でチェックインの形をとりましたが、もちろんその方は夕方には新幹線でお帰りです)
ホテルの文言を借りると
「季節のフルーツ、丹念に焼き上げてレモンカードを添えたスコーン、香り豊かなオレンジ・リキュールのソースで仕上げるクレープ・シュゼットなど、多彩なデザートの中からお好きなものをお好きなだけお楽しみいただけます。東京タワーをはじめとする高層階からの眺望とともに、午後のひとときをゆっくりとおくつろぎください」
とあり、45階の「フォーティーファイブ」で時間は14:30~16:30となっています。
天気もこんなさえない曇り空だったせいか、周囲は女性のグループがちらほらという感じで、有る意味とてもゆったりしたティータイムを過ごすことができました。
ケーキ類の質も高く、運ばれてきた紅茶も薫り高いものでした。
ただ伝統的なアフタヌーンティー好きの方には、あの3段トレイが無くて寂しいでしょうが、こちらにもサンドイッチはありますし、オーダーで暖かいデザートも作ってもらえるのが特徴。
よりヴァラエティーのあるスイーツ・セレクションが楽しめます。