バンコクに沢山あるタイ料理屋の中でも、抜群の知名度を誇るソイ・タンタワンにある「マンゴ・ツリー」。
世界各国で店舗展開する中、日本でもかなり高級に振った店、カフェ・タイプの店、その場所に合わせたお店を出しています。
ここバンコクでも本店、「シグネチャー」店(「Mango Tree Signature」、ここに良く投稿していただけるととさんがご覧になったところ、住所的にはO.P. Garden, Soi Charoenkrung 36, Charoenkrung Rd.)の他に、「ビストロ」(Mango Tree Bistro)と銘打ったカジュアルな店も出しています。
セントラル・ワールドの7階のレストラン街の一角にあるこの店、デザイン的にはいかにも最近の「こじゃれた」系タイ料理店です。
新聞やフリーペイパーを模したスタイルのメニューもおしゃれでしょ?
ウェイトレスも原宿系(?)です(笑)。
店内は小さいながら色々なタイプの席があって、エントランス周囲のアウトドア風なところ、僕の好きなこの真ん中の辺り、そして奥にはテーブル席が・・・。
更に突き当たりは何と本物のアウトドア・テラスも・・・・でもここは、この時期でも日差しが強くてちょっと暑すぎでした。
僕のオーダーはマンゴのシェイク、そしてまずピーナッツを揚げて、ニンニク、チリそして葱と合わせた前菜(かなり辛いです!)を・・・。
もちろんランチ・メニューも沢山あって、それは一皿90~120バーツ位。
タイの人は大体これにドリンクを一杯注文していました。
それらに税・サも付くので、決して安いランチとは言えませんが、ごく普通に学生っぽい若い人たちが食べているのを見ると、タイの中産階級の富裕化をまざまざと見るかのようです。
メインにはガイ・ヤーンを。
ソムタムと並んで、イサーン料理最大の人気料理ですが、これは相当に都会派のガイ・ヤーンでした。
それもレモングラス風味。
ガイ(鶏)は肉厚でジューシーで柔らかくそれなりの味ですが、地鶏ではなくてブロイラーっぽいです。
付けだれが美味しいので食欲が進みますが、本当にローカルなイサーン料理屋のやせた鶏の「本当の鶏の味」のほうが通好みでしょう。
140バーツでした。
奥にはドラム・セットが・・・夜にはライブ演奏があるようですが、一体どんなジャンルの音楽が流れるのでしょう。
間違っても古典的な音楽じゃないと思います。
この店もまた前回の「NARA」同様、ビギナーには気軽に入れるタイ・レストランだと思いましたね。