ホレンディッシェ・カカオシュトーベ

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新宿の伊勢丹には時々しか行かないのですが、地下の食料品売り場でいつも行列なのが、ここ「ホレンディッシェ・カカオシュトーベ」です。
先日は、並んでいる人が2~3人だったので、思わず列に・・・。
この店は北ドイツの中心都市のひとつであるハノーファー(ニーダーザクセン州)に1895年からあるコンディトライ&カフェ、ドイツ語で「オランダ風のカカオのお菓子たち」というう意味だそうです。
日本店ではバウムクーヘンが主力商品。
一番人気はバウムクーヘンにチョコレートを掛けた「クラシックバウム」、これには写真のような1山のもの(940円)の他に、3山、5山のものも用意されています。

次に売れているのが、バウムクーヘン生地とマジパンを交互に何層も重ねて、一番上にチョコレートをコーティングした「バウムリンデ」と呼ばれるもの(1200円)。

どの半生タイプの(日持ちは確か1週間くらいだったかと・・・)ドイツ菓子を買っても、印象的な青いリボンを掛けてくれます。
青白の袋といい、店名通り、オランダ(デルフト焼き?)をイメージしているのでしょうか?ここのバウムクーヘンは、国立ドイツ菓子協会が設定したバウムクーヘンの定義(原料の比率が、小麦粉(1):バター(1):砂糖(1):卵(2)でなければならないという品質基準)に沿ったもの。
バター以外の油脂は使わず、卵も卵黄と卵白を別立てし使用するなど、ドイツそのままの味を日本で再現してるのが「売り」です。
なので、創意工夫充分の日本の有名バウムクーヘンのような日本人好みの「しっとり感」はありません。
その代わりケーキとしての美味しさが、素朴な中に充分感じられるます。
ただ、洋酒を使った「バウムリンデ」の方は、かなり「しっとり」はしています。
レトロな写真を多く使ったこの店のパンフレットも印象的です。
ムール貝のところへの皆様の書き込みから、ベルギーのスイーツにも少し興味が出てきましたが、こうなるとドイツもですかねぇ(笑)、困ったもんです。

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