PCでいろいろなスーパーの開店時間を調べていると、台湾のスーパーは以外にも朝の始まりが遅め。
あまり遅くなると飛行機の時間にも差しつかえてくるし、朝はコーヒーとマンゴだけの簡単なものだったので、ランチはどこかで台湾らしいものをしっかり食べてから日本に帰りたい・・・(笑)。
そんな希望を一挙に解決するところをPC上に発見しました(笑)。
日系デパートの「SOGO復興店」の地下にある「CITY SUPER」というスーパーはもう開いているとのこと、それにそのスーパーの次の階には何とあの「鼎泰豊」が10時からオープンするとのこと。
こりゃぁ、都合が良い(笑)。
物欲と食欲(笑)、両方が同じ場所で満たせる、時間の節約にもなります。
小雨が降ったりやんだり・・・今回の台湾弾丸26時間は、台湾に着いた後の数時間を除くと、本当に雨・アメ・あめでした。
ここが「SOGO復興店」の前。
何か垢抜けてないですね、繁華街なのに・・・(笑)。
「CITY SUPER」はやはりデパ地下のスーパー、僕の求めるような地元民御用達のローカルな商品を探すには不向きなスーパーでした。
それでも調味料、乾燥もの、台湾ぽい安スイーツを中心に何点か購入。
マンゴも相変わらず激安、形は揃っていませんが、家で食べる分にはこれで十分です。
日本のマンゴの値段の高さを知る人から見たら・・・もう驚愕ものの値付です。
さ、物欲の後は食欲(笑)。
地下2階の「鼎泰豊」に向かいます。
まだこの時間じゃぁ・・・と、たかをくくった僕が甘かった(笑)。
(これは「ユーチューブ」からいただいてきたこの店「SOGO復興店」の動画です。雰囲気、お分かりですか?)
デパートの中の店ですから階段を上がっていくあの本店の作りの古さもなく、こぎれいでモダンさも漂わせた店。
どんどん埋まっていく席には、僕のような観光客はほとんどいなそうです。
「鼎泰豊」は観光客御用達ばかりの店ではなく、本当に地元の人達からも愛されている店なんですね。
僕はここでまず、昨夜食べた激安小籠包の店、「杭州小籠湯包」の小籠包との食べ比べから始めてみました。
サービス陣は「鼎泰豊」の圧勝、外国人と見るや食べ方の説明カードを出してくれたり、マニュアル通りでしょうが、完全に手馴れています。
出てくるタイミングは両者同じ。
値段はここのは一蒸篭6個(以前「本店」で食べたときは10個だったような気が・・・)で確かNT$114です。(10個の店はNT$180)
僕のような一人旅にはこのほうが、いろいろなオーダーが出来て気楽かもしれません。
昨日の「杭州小籠湯包」は8個でNT$90ですから、値段はやはりずいぶん違いますね。
この「鼎泰豊」のは、出てくる温度もほどほど、熱すぎてスープで火傷なんてことがないようになっています。他の店より多い18折された小籠包の頂上は、ほんの少し乾き気味ですが、しっかり小籠包を包んで、薄い薄い皮なのに、破れることがありません。
形もきれい、蒸篭に本当に整然と並べられています。
蓮華に乗せてから皮を破っても良いし、僕のように直接口に運んでも(笑)・・・ここの溢れ出す肉汁の多さはやはり別格です。
これは「杭州小籠湯包」のほうにはあまり感じられません。
最近の日本を含む「鼎泰豊」の海外出店の多さをやや色眼鏡で見ていた僕ですが、やはりここの小籠包はスタンダードであり、ワン・オブ・ザ・ベストな存在であることを再確認しました。
(海外支店は、中国本土が一番多く、上海には何と6店舗もあります。
シンガポールには8店ありますし、インド、マレーシア、オーストラリア、アメリカにもあります)
ま、高いだけのことはある・・・ということです。
次はご飯もの、排骨蛋炒飯です。
見ての通り、排骨(パーコー)を乗せた炒飯。
八角の匂いもいかにも中華の骨付き豚肉は柔らかくジューシー、ふわふわの卵と葱とで炒められた炒飯は、胡椒風味はあるものの、あともう一振り塩が欲しい味でした。
ちょっと惜しい出来。
油っぽさは台湾にしては少ないほうですが、油に弱い日本人女性は少しだけ食べたほうが美味しいでしょう。
NT$180でした。
デザートは豆沙小籠包、こしあん入りの小籠包です。
これは日本の「鼎泰豊」より確実に美味しい、同じレシピ、同じマニュアルで作っているのでしょうが、何故なんでしょう。
癖のない滑らかな漉し餡と、薄い薄い皮、そして温度が絶妙です。
これはNT$96でした。
これらすべてで10%のサービス料込みで全部でNT$429、日本円にすると1200円位です。
日本の「鼎泰豊」ではこの値段というわけには行かないでしょうから、やはり台北に行ったらここは今だに「MUST PLACE」なのでしょうね。
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