さぁ、今度はリヴィングの奥にあるベッドルームを見てみましょうか。
僕等の部屋は「アマンサマーパレス北京」の「デラックススイート」というカテゴリー、全体にかなり広い部屋なのですが、ベッドルームに割かれる面積は以外に小さいです。
こことほとんど同じルーム・デザインでちょっとだけ広めという「コートヤードスイート」になると、このベッドルームはだいぶ広めになるようです。
ベッドおよびベッド周りは明の時代の中国貴族の寝室のムードを残した相変わらずエレガントなもの。
使われているリネン類も本当に上質なもので、肌触りも最高です。
この辺は文句なしと言えます。
でもハリウッドツインという僕らのベッド・リクエストがかなわなかったこと以外に、基本的なところで使いづらかったベッドルームでした。
その理由は、
ベッドの三方が天蓋で囲まれていて、正面からしか入れない、入るにしても置いてあるオットマンが邪魔
ベッド自体が小さめ
ベッドの両脇に遊びがなく、全体に一段上がった所にベッドマットという構造なので、ベッドの出入りに慣れるまでコツがいる
などです。
もちろんベッド周囲に必要なものはすべて揃っています。
アマンらしく、見えるところに時計はありません。
ここでも紅いランプが効果的?(笑)
このベッドの小ささといい、アマン・リゾーツの持つ淫靡なところ(笑)が面目躍如かもしれません。
正妻系より非正妻系との旅行用?(笑)
(真面目なアマン・ジャンキーの方、お許しください、笑)
夜用にターンダウンされると、さらに「その」ムードです(笑)。
お願いして布団だけツイン用にターンダウンしてもらったところ、こういうリクエストには素早く対応してもらえました。
こんなリクエストすると、たいていのホテルでは普通「?」ですよ・・・この当りはさすがのアマンです。