朝起きて、庭の散歩、プール、ラウンジでの朝食、ノブホテルのショールームとこなしてから、午前10時半にタクシーをラウンジから予約しておきました。
ここがG階エントランス隣のコンシェルジュデスク兼ベルデスク。
もちろんタクシーを予約しなくても次々には来るのですが、マニラの繁華街とは離れたところにあるこの「シティオブドリームス」、タクシーがなかなか来ない時もあるのです。
なのでホテル・カーは高いので、ローカルのメータータクシーを頼んでおくのです。
それでも時間よりはたいてい遅れてタクシーはやってきます。
フィリピン時間ってやつでしょうか。
ま、ホテル周囲の渋滞によって時間がかかることが多いというのが実情みたいですが・・・。
で、ここのタクシー手配はGRAB TAXIという配車アプリを使っているようです。
https://www.facebook.com/GrabTaxiPH/info/?tab=page_info
僕はこれをホテルから何度も使いましたが、明朗会計、乗車前から金額が決定、運転手は英語可能、エアコン付きのまずまずの車、それにもまして(これはいつもでもないようですが)GRAB TAXIのディスカウント・バウチャーをもらえるというのが大きな利点でした。
僕はまず新しいマニラが見たかったのでオルティガスか(フォート・)ボニファシオという地区を候補地に・・・。
ボニファシオの方が近そうだったし、ランチをするのに適切なレストランが多そうだったので、ボニファシオへ。
すると「ボニファシオまで料金は260ペソで100ペソのバウチャーを2枚さしあげますので、運転手への支払いは60ペソだけです。車はあと5分で到着します」とスマホ片手にコンシェルジュがウインクしてくれます。
え~~っ、たった60ペソで良いの?
「ハイアット」から車で30分弱かかったボニファシオまでが本当に60ペソ、たったの160円で済んだのです。
でもこのバウチャー、いつでも誰でももらえるわけではなさそうで、あれはどういう基準なんでしょう。
バウチャーを1枚だけ(100ペソ分)しかもらえない時もありました。
ここがマニラで最新のお洒落スポット、ボニファシオです。
ジープニーなんか走っていません、露店もありません、足元も凸凹してません。
池や噴水に彩られた若者中心のファッショナブルでトレンディなレストラン&ショッピング街。
日中はぶらぶら散歩する人が多く、週末の夜ともなると深夜までレストランやバーを梯子する人で一杯になるそうです。
しばらく旧来のマニラとはかけ離れた雰囲気を楽しみながら(トンカツの「さぼてん」とか日本の店もいくつも進出してます。エイチアイエスもここにあります)、ランチするところを探します。
候補は↑の「Abe」。
あるいは↓の「セントロ1771」、ともにモダン・フィリピン料理店です。
僕が選んだのはマカティにも店のある「セントロ1771」の方。
店頭の「creative modern filipino cuisine」という言葉が気に入ったからです。
店内は明るく、確かにモダン・フィリピンというかスペイン色を残したインテリアも心地良く、店員たちもアテンティブです。
メニューは写真付きで分かりやすいもの。
ジュースはここでは完熟のマンゴ・ジュースではなく、グリーンマンゴのジュースを・・・。
これはまだ熟していないマンゴのジュースで、ちょっと甘酸っぱい酸味がさわやかで、入りピンではポピュラーな飲み物のようです。
食器もお洒落。
まずはフィリピンを代表する料理のカレカレです。
牛のオックステールと野菜をピーナッツソースで煮込んだ料理で、これは約3人前と・・・。
海老の塩辛風調味料のバゴーンが小皿に乗って出てきます。
たぶん伝統的なカレカレより、より西洋風な技法でインターナショナルな料理に仕上げてあるんだと思いますが、肉は柔らかく最高に良く煮えていますが、これだけの量はさすがに味が単調で飽きてきます。
濃厚なので、これ2~3切れで充分ですね。
量が多いのは分かって
いたのですが、ご飯ものも食べて見たかったので、このバゴーンを使ったバゴーン・ライスというものも頼んでみました。
ま、フィリピン風の炒飯というところでしょうか、これも約3人前ということです。
ウェイトレスはドギーバッグに入れて残りは持ち帰れますよと言ってくれるのですが、持ち帰っても僕は一人。
「フィリピン料理をいろいろ味わってみたいから注文したんだ。残してごめん」と言うと、「本当に良いんですかぁ?」ともったいなさそうな顔をしてくれます。
チョリソ(ソーセージ)とバゴーンが効いています。
途中からここにチチャロンを入れます(無料トッピング)。
チチャロン、ご存知ですか?
豚の皮を揚げた、たぶんフィリピン一有名なおつまみ、スナックです。
かりかりさくさくでこれをライスにまぶして食べると食感の違いが口に心地良く、また美味しくなります。
料理とドリンクで1120ペソ、高いですが前述のように料理は3人前、それを考えれば1人約1000円となります。
他にもフィリピンの代表的な料理がややモダンにアレンジされてたくさんメニューに並んでいました。
で、チチャロン、これはビール好きな人には最高のお共にとなるんじゃないでしょうか。
塩味。
どこででも売っていますが、これはお土産としてどこかの店頭で買ったもの、50ペソでした。