エカマイのグルメ&マッサージ → ラチャプラソン交差点 → セントラルワールドプラザと回った後は、ゲイソーンプラザへ・・・。
ここ3階の一番奥にある高級モダン・タイ料理店「PASTE」が、この日の遅めのランチ場所です。
以前はトンローのサミティベート病院の近くにあったのですが、今はロケーションもインテリアもお値段もぐんんとグレードアップして、人気のゲイソーンプラザ内にオープンしています。
https://pastebangkok.com/
シェフは「Bo.lan」などと同じ、夫婦シェフ。
Bongkoch SatongunとJason Baileyというお2人だそうですから、タイ人と西洋人のカップルなんでしょう。
料理は最高級の素材を使って、タイ料理に西洋料理的技法を合わせ、特にスパイスやフルーツなどのタイ素材も多く使って、グルメの舌を満足させる料理を出すとのこと。
高い天井のエレガント・ゴージャスなインテリアもNICE。
店内は広めで、こうしたキッチンが見える席もあります。
サービスは高級店のもの、エントランス前のレセプションから、流れるように進みます。
ゲストも多くなかったせいか、目配りも良く、というよりは見張られているかのように、皿の上げ下げ、グラスへの水など、全く遅れがありませんでした。
もちろんスタッフの英語もばっちり。
バー・エリアもお洒落でしょう?
店の中央には天井に伸びるこんなインテリアが・・・。
これは多分繭玉ですね。
かなり印象的な作りです。
色々なタイプの席があるなか、僕は大きく開いた窓に向かうように置いてあるコクーン型の席に・・・。
向かいは「セントラルワールドプラザ」です。
1人で食事の時は、ここから街行く人を見ながら食べた方が、楽しそうと思ったからのチョイスです。
ドリンク・リストにはアルコールなど相当高価なものも並んでいましたが、こういう普通のジュースも最高にフレッシュかつ美味しかったです。
アミューズは蟹+タイ素材の組み合わせでスパイシー。
器もここは良いの使ってますね。
ここではランチが2人以上、ディナーは4人以上ならセット・メニューもありますが、僕のような1人での食事だと、ここはやや1皿が大きいので、スターター+メイン+ライスが精一杯でしょう。
まずは帆立とマンゴスチンのサラダ。
帆立は半分ほど火が入れられた大粒でフレッシュなもの。
それにチェンマイ産のベリー(ウェイターがタイ語の名前を教えてくれたのですが、聞き取れず)、フレッシュなマンゴスチン、レッド・オクラ(ローゼル)、レモングラスが合わさり、まだ若いココナッツが散らされています。
口に入れると、辛さはmoderateでとお願いしたものの、相当な辛さ。
そこにマンゴスチンの甘味、ハイ・ハーブ類やベリーもピッタリ合って、これは美味しかったですねぇ。
値段は驚きの750バーツ++。
そうなんです、この店は誰しも言うんです、あの店は高いよねと・・・。
事実そういう店なんですが、この美味しさなら許せるかと。
雨の時期なのに、窓もぴかぴかに磨かれ、店内も本当にきれいになっています。
メインには牛頬肉のカレー煮込みを・・・(650バーツ++)。
ウェイターによると北部タイ(チェンマイと言ったかな?)のハンレー・スタイルのカレーになっていると。
僕の知るゲーン・ハンレーってミャンマー語の「ポーク・カレー」が語源のガーリックの効いた豚肉のカレーってイメージですが、ここはそのソースで牛肉が煮込まれているようです。
目立つのは生姜と大蒜、そしていろいろなタイ・スパイス。
これも旨い!
何しろ牛頬そのものが良いし、煮込み方も万全、ほろほろ崩れるように柔らかく煮込まれています。
う~ん、この店、値段はタイ料理店の中では多分バンコクで一番高いと思いますが、それだけのことはありそうで、ハレの日にはこんなレストランでの食事はいかがでしょうか。