バンコク弾丸旅行、滞在はたったの22時間 (2) ホテルは「ル・メリディアン・バンコク」

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「席だけファーストクラス」のJAL707便、食事の後はシートを倒して、映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を見ます。
最後の頃にはもうウトウト、2時間以上は寝たでしょうか。
いくら旧式でもフル・フラットに近くなりますし、やはりファーストは快適です。
到着1時間前くらいに軽食が配られます。
お握りとかサンドイッチです。
東京とバンコクの時差は2時間、現地時間の11時半に無事スワンナプーム空港に到着です。
残念ながら飛行機は沖止め。
機外に出ると猛烈な暑さと湿気、ちょうど雨上がりのようです。
ターミナルまでのバスの中の冷房にホッ、そしてその冷房の臭いに感じるタイらしさに、心が踊ります。
タイに来れた!
ターミナルの中はかなり空いています。
やはりここも経済状況と新型インフルエンザの影響でしょうか?
イミグレはほぼ待ち無し。
もちろん手荷物一つだし、適当なタイ・バーツの現金も持っているので両替所に寄る必要も無し。
ということで、30分後の午前0時頃には、これまた待ち無しのタクシーに乗り込めました。
もちろん4階のデパーチャー・レベルに直行、客を降ろしたばかりのタクシーに乗り込むのです。
こうするとアライバル・レベルから乗ると取られるサーチャージ(50バーツ)が不要になります。
これは一応規則的には背反のようですが、慣れた人はみんなやっています。
今回は鉄柵がしっかりしていて一見タクシーに乗れないように見えますが、そこはタイ、ちゃんと抜け道が先のほうにありました。
運転手にメーターで行くかどうかを確認、乗り込みます。
「ハイウェイ?」と聞かれますが、この深夜の時間帯、そう込んでいるはずもないので、余分なお金のかかる高速道路など使いません。
「ノー・ハイウェイ」と。
後は運転手、カーラジオから流れるルークトゥン(タイの演歌)に合わせて、全速力でバンコク中心部にひた走ります。
僕の泊まる「ル・メリディアン・バンコク」はスリウォン通りにあります。
運転手にこんな新しいホテルの名前を言っても分かるはずがないので、ただ「スリウォン・パッポン」と地名だけを言います。
何とハイウェイを使わなくても0時25分にはホテルに到着、料金はメーターにチップ込みで220バーツ(600円くらい)でした。
もう慣れている街での行動は、こんなに簡単です。

場所は老舗のモンティエン・ホテルとタワナラマダ・ホテルの間。
いかにも「新しい」といった感じの24階建ての「ル・メリディアン・バンコク」、周囲のバンコク・トップクラスの混沌とした猥雑さの中でそう違和感のないような、ちょっと大人の怪しさも漂わせたデザイン系ホテルでした。
エントランスのガラス・ドアに描かれた男性は誰なのでしょう。
ロビーは強烈に冷房が効き、先日の「W香港」のようなクラビーな音楽が流れています。
でも、香港ほど音量で、ではありません。
全体にクールなコンテンポラリー・エレガンスをねらったロビー・デザインのようです。
レセプションの女性の対応はまずまず、英語も分かりやすかったです。
部屋は24階建ての22階。

エレベーター内にはその時に合わせて、いろいろな音楽やサウンドエフェクトが流れています。

このときは川とか湧き水といった音、でも「下水が逆流する」様な音に聞こえちゃいました(笑)。
で、この最後の写真は、エレベーターの天井の模様。
この模様はホテルの至る所に使われていて、聴けばきっと何か意味のあるものなのかもしれません。

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