京都から帰ってきました (4) 友人たちが全国から集まって「粟田山荘」で夕食

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京都には全国から同業者が集まり、夜は夜で昼間とは違った仲間の輪があちこちに・・・。
僕らも夜は懐かしい仲間が大集合、同窓会的食事会となりました。

会場は「京都ホテルオークラ別邸 京料理 粟田山荘」。

昭和12年に、西陣の織元細井邦三郎が建てた別荘だったこの建物は、420坪の敷地、建坪150坪の2階建数奇屋造りの建物、270坪の庭園を誇るとても豪奢なもの。
夜の照明も効果的で、いかにも京都~~の情緒を盛り上げてくれます。
「良いところが取れたね」と幹事役の友人に言うと、彼は嬉しそうに「大変だったんだぞぉ、ここ取るの。もう京都中のレストランに当たったけど、どっこも空いてなくて・・・」と。
この時、ホテルだけではなく、レストランも主なところは軒並み予約で一杯だったようです。。
本当にすごい混雑なんですね、春の京都って。
料理はこの店で一番安いコースにしたようで、内容はそこそこ、雰囲気>料理でしたが、さすがに和食だけあって季節感が良く出た皿が続きました。
これは油目でした。

あいなめとも言いますよね。
この魚は旬を外すと極端に美味しくなくなるので、桜の咲く時期、ちょうどこの頃が食べごろなはずです。
そうそう、筍もです。

「料理の方は少しケチったけど、アルコールの方はどんどん行こうや」と幹事。
ワインや日本酒がどんどん運ばれてきます。
食べるオンリーの僕はちょっとだけ不満。
でも普段会わない懐かしい人たちとの会食は楽しく、アルコールを飲まない僕もそのうち次第に高揚してきて、料理が少し物足らなかったことなどはいつか忘れてしまっています。
最後は桜餅とお抹茶で〆。

この後も飲みたらない、話したらないと、有志で京都の夜に繰り出していく連中もいましたが、僕を含めた半分以上のメンバーはそれぞれの宿泊ホテルに直帰だったようです。

僕らももう昔のように徹夜も辞さないなんて年ではなくなりました。

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