季節柄、頂き物でおやつです。
この「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」の大定番商品のマカロン、少し色合いが白っぽく見えません?
そうなんです、これ、凍ってる状態の写真なんです。
最近はこうしてマカロンも冷凍宅急便で届けられるのですね。
果たして、本場パリで、こんなことはありえるのでしょうか?
さすが日本という感じです。
一日かけて解凍、とても冷凍されていたとは思えない良い状態で美味しく頂けました。
ここのマカロンはさすがに美味しいですね。
抹茶のオペラやエクレールなどの定番ケーキより、僕はマカロンのほうが好きです、この店では。
ただ、過去に東京ミッドタウンの店で嫌な応対に逢っているので、積極的に行こうとは全然思いませんが・・・(苦笑)。
もう一つの到来ものは、葉付きみかんです。
冬の季節にぴったりのこの高級みかん、お正月の〆飾りや鏡もちには欠くことの出来ない、あの小(こ)みかんです。
中国から約700年前に伝来したそうで、江戸時代には紀州有田を中心に熊本、静岡などで盛んに作られたんだそうです。
紀ノ国屋文左右衛門が船でみかんを江戸に運び、大儲けをしたという有名な話、あれもこの小ミカン類だったようです。
当時のみかんは今の温州みかんではなく、この小ミカンがほとんどでした。
温州みかんは種がないため、食べると子宝に恵まれないという迷信があり、小ミカンの方が好まれたという面白い時代背景もあったとのことです。
最近の小みかん、特に葉付きみかんとして流通しているものは、糖度がとても高いものに品種改良され、お歳暮としては相当高級なものに生まれ変わっています。
事実、本当に甘く、フルーツというより、デザートって感覚で美味しく頂いちゃいました。
お送りいただいたお二人様、誠に有難うございました。
そして、ご馳走様でした。