この時期、窓際は暖かいですよね。
あまり暖かいとシクラメンは移動しなくちゃです。
ロイヤルコペンハーゲンの犬は大昔、親父さんが北欧に旅行した時のお土産、もう20年以上、我が家にいます。
窓際の暖かさにリラックスしながら読んだ本は「地獄のドバイ」という文庫本、某「ブック〇フ」で100円で買ったもの、年末年始のドバイ旅行への参考資料として買ってみたのです。
内容は残念ながら、20分で読み終わる内容。
著者が、現地の会社に出稼ぎ労働者として勤務していたところ、突然会社が閉鎖になってしまい、スポンサーシップが取り消されることになったことから、拘置所送りになったという事実がつづられています。
ドバイの繁栄を支える底辺の外国人労働者の実情、怠惰極まりないドバイ人の実態、劣悪な拘置所状況・・・興味本位でどんどん読めていきますが、どうして著者がスポンサーシップを取り消されて拘置所送りになったのか、一番大事なところが全然見えてきません。
著者の筆力不足?
それとも自分の都合が良いように全部が書かれていない?
ま、はっきり言えば、出国勧告が出されて、数日の猶予が与えられ、その日までに出国しない時には、処罰の対象になる・・・という事実を甘く考えていて、日本大使館などに相談しなかったのが今回の最大の問題でしょうけど・・・。
いずれにしても、ドバイの「光と影」の光の部分を書いた本は多いですが、こうして影の部分を書いた本は少ないんじゃないでしょうか。
そういう意味では、100円で(笑)、しかも2~30分で読めちゃう本は、一応の参考にはなりました。