メンフィスに美味しいものなんてあるの?
僕がメンフィスに行くと言ったら、ある方に聞かれました。
僕だってメンフィスにグルメは全然求めていませんでしたが、それでも結構美味しいものには当たりました。
そんな中でもダントツだったのがここ、創業が1948年と言う老舗の「ランデブー」(Rendezvous)です。
「Sekisui」という何と会席(!)の日本料理店が入っている「ホリデイ・イン」と「ベンチマーク・ホテル」の間をちょっと奥に入った所にあるこのリブの店、従業員によると一日2000人もの来客があることもあると・・・すごい!
ウェイターはすべて黒人、いかにも歴史を感じさせる内装、そこここに貼られた歴史的な写真、炭火で丹念に焼かれた香ばしい香りのBBQリブ、その皿を前にしたお客たちの笑顔・・・とても良い雰囲気です。
大統領専用機の「エアフォース1」がメンフィス空港に降り立つ時には、クルーからだけではなく(まさか大統領?誰?)大量の注文が入ると言うここのリブ。
オリジナルのスパイスとソースを付けながら炭火で焼いたBBQリブ、見ためほどスパイシーではありませんが、何と言うジューシーなリブ!何と言う柔らかさ、香ばしさ!でしょう。
もうかぶりつくのが止まりません。
これはハーフ・サイズですが、ハーフにしたのが悔やまれたほどです(笑)。
油は適度に下に落ちますし、全然しつこさは感じません。
これは人気があるのも当然でしょう。
コールスローやパンも付いたこれが一番の基本セット、確か14~5ドルだったはずです。
あぁ、ご馳走様。
別の日に食べた「ニーリーズ・バーベキュー」(Neeley’s Bar-B-Que)も美味しかったですが、メンフィスと言えばBBQ,BBQと言えば「ランデブー」でしょう、これは。
ホテルに戻ります。
深夜0時を過ぎると、ビール・ストリートの入り口には検問も始まり、安全性もバッチリです。
僕の泊まっている「ハンプトン・イン」まではどこの場所からも本当にすぐ、人通りも多く危険は全然感じられません。
僕の長かったメンフィス第1日めも、これで終了です。