数分で予約完了@年末年始の上海 (9) ランチは「人和館」で

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「思南公館」、「田子坊」と上海を楽しんだ後は、ランチする場所をiPadで探します。
出来れば近く、料理の種類としてはやはり上海料理かな、で、1人でもOKな店・・・。
探してみると、出てきました。
「田子坊」の最寄駅から地下鉄の9号線で1駅、「嘉善路」駅から徒歩3分、大きな通り沿いにある「人和館」という上海レストラン。
しかもメニューに日本語と英語の併記もあるというのです。
何とも僕の希望にぴったりの店が見つかったもの。
後は人気店というだけに、待ち時間がどのくらいかということだけ・・・。

店はすぐに分かりました。
看板にShanghai cuisineとあるくらいですから、外国人の利用も想定しているんでしょう。
聞くところによると元々はかなりな老舗、今の店はそのリニューアルと・・・。

店は奥までいくつもの部屋に分かれ、かなり広いですが、ランチ時とあって、入り口前にはかなりな人が待っています。
ここのシステムは日本の銀行などと同じで、まずは店員に人数を言って受付をしてもらい、番号札をもらいます。
後は電光掲示板にその番号が表示されるまで、メニューなどを見ながら待ちます。
待ち順は少人数と、大人数では違いますので、そこはご注意を。
店内はレトロな上海も感じさせるもの。

店員はもちろん中国語オンリーですが、ま、何とかなります。
サービス陣は良く動き、良く働いています。
これが基本セッティング。

どういう訳か、最初からオレンジを切ったものが出てきます。
デザートということ?
これも中国では普通ですが、お手拭(割としっかりしたもの)も2元取られます。
?井茶(龍井茶)は16元。
前菜にはこの店にたくさん揃っている上海前菜の2種盛り(どれも20元)から「四喜?麩&南京百合」という上海では超オーソドックスな前菜を・・・。

麩を揚げてそれを甘辛い醤油味で煮こんだもので、まさにご飯のお供的小皿。
かぼちゃと百合根の方は想像できる味でした。
ここはこういう一人でも食べられる料理が多くて嬉しい、1人の食事にはピッタリですね。
そうそう、本当はこの店の名物という豚のばら肉を酒や醤油で煮込んだ紅焼肉をぜひ食べたかったのですが、「今は無い」とのこと。
売り切れてしまったのか、夕食時だけの提供なのかは、分かりませんでした。
通常は数人分出てくる紅焼肉がここでは何と1人前から(18元)OKなんだそう。
食べたかったなぁ・・・、残念。

メインは帆立にして、これは2個で30元。
チリと大蒜で味付られていて、言い過ぎかもしれませんが想像通りの味かなぁ、それと帆立が値段相応で、もう少し上質なものだったら・・・。

予想以上だったのは菜飯(22元)という野菜(油菜、セロリ・・・?)の石鍋炊き込みご飯。
油でてかてか光って出てきますが、思ったほど油は感じず、鶏油とわずかな塩味が実に良く、どんどん食が進んでしまいます。

大皿料理の多い上海料理の中で、僕のようなお一人様には、ここはお奨めと言えるかもしれませんね。
食後、ホテルに戻りチェックアウトの準備。
次のホテルに移ります。

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