僕が参加したコッツウォルズ日本語観光ツアーは、「バーフォード」、「ブロードウェイ」、「ボートン・オン・ザ・ウォーター」と周り、午後からはこの日のハイライトとなる「バイブリー」というところへ・・・。
ここは詩人で画家のウィリアム・モリスをして「イギリスで一番美しい村」と言わしめた超有名スポット。
コルン川沿いに広がる風景は、本当にこれが21世紀?と目を疑うほど。
当然観光客はかなり多いので、どうしても人が写りこんでしまいますが、清らかな水の流れ、白鳥、苔むした橋、たくさんの木々に囲まれた中世そのままのような家々・・・やはりとんでもない美しさです。
建っている家は低い屋根に切妻壁。
典型的なコッツウォルズ・スタイルです。
何気なく置かれている花一杯のプランターにも風情を感じてしまうほど。
これがここの景観を代表する有名な「アーリントン・ロー」(Arlington Row)という家並み。
元々は14世紀に羊小屋として建てられたもので、17世紀の羊毛業の隆盛をきっかけに、人間も生活出来るように改装されたというもの。
今は「ナショナル・トラスト」により管理されていますが、そんな保護されている建物の中でも、ちゃんと人が生活しているのはイギリスのすごいところかもしれません。
何とも雰囲気最高。
自分が住みたいとは思いませんが・・・。
観光客がいない時にでも来たら、まるで中世にタイムスリップしたかのようでしょうね。
「アーリントン・ロー」をもう一度振り返って・・・
そう、更に振り返って・・・
今度は鱒の養殖場の方に行ってみます。
中に入るにはお金が要りますが、時間の関係で僕らは外から眺めただけ。
ここも360度、とんでもなくイギリス~~~!です。
奥に見えているのは「スワン・ホテル」、何とも優雅なホテルです。
こんなところに一泊でも出来たら・・・。
どの建物もコッツウォルズ・ストーンで出来ていて、町の、いや、村ですかね、色が見事に統一されています。
パノラマ撮影もしてみました。
そして午後3時過ぎ、僕らのコッツウォルズ観光ツアーは無事終了、一路ロンドンに向けてバスは走り続けます。