26時間ソウル (8) 「プム・ソウル」の料理

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やっとのことで到着した「プム・ソウル」。
韓国情緒をちりばめてはありますが、あくまでもモダンでアーバンな雰囲気、周囲の一面のガラス窓も効果的です。

最初のテーブル・セッティング。
う~~ん、良い感じです。
器にも相当こだわってそうです。
おつまみには松の実と、真空乾燥させた棗。
この棗は僕の好み、売っていたら買って帰りたかったほどです。
お茶は牛蒡のお茶、右側のグラスはタンポポ酒。
10皿で出される「気品膳」の最初は韓国語で「ジャッスラン」というもの。

半熟卵(スラン)に鮑、海老、梨、胡瓜などを合わせ、松の実のスープをかけたものです。
もう最初からこのレストランの本領発揮。
上品で優しい味、ウェル・ビーイング(ヘルシー)だし、しっかり韓国フレイバーもまき散らしてる・・・。
次の皿は、豆腐やマッシュルームをグチで巻いて蒸しあげ、ブイヨンで軽く煮てあります。

グチは鱸みたいな味、これまた1皿めと同路線の繊細なお味です。
次は茄子の料理。

直火で焼いた茄子の皮をむき、もやし、豆腐、胡瓜、きのこを中に入れて包んだ料理。
これは酢醤油で食べさせます。
初めて濃いめのはっきりした味の登場です。
(ピンぼけ写真で申し訳ない、僕の席から見えるオープン・キッチン風のキッチン入口)
4皿めは夏の餃子ということで、冷たい状態で食べる餃子が出てきました。
下には大量の氷が・・・。
餃子の下に敷いてある緑はディスプレイ・オンリー、間違っても包んで食べたりしないように・・・。
中身は胡瓜、きのこ、松の実などで、これは海鼠を模しているとウェイターは言っていました。
この辺りで野菜系の料理は終了、今度は肉、魚になっていきます。
まずはソースに漬けた焼いたクリサル(牛の前足)です。
付け合わせは梨、ごま油や黄身の味もするので、ユッケを食べる時のような感じです。
肉は申し分ないのですが、梨がもう少し美味しければ・・・。
時期的に仕方ないのかな。

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