3月22日
シドニーの2日目・・・・ってことは、明日の午前中にはもう飛行機に乗らなくちゃなので、今日が実質最終日?
なんと短いこと!(笑)
時間のある人がうらやましいです(泣)。
7:25AM
朝起きると、やや雨混じり。
でも時間とともに薄日が差してきて、結局は昨日より青い空の絶好の天気に。
短い旅行なので、天気に恵まれるのは実にうれしいことです。
朝食はラウンジでいただきます。
ラウンジのスタッフの中でも一番愛想のいい韓国人のハンさんがちょうどいらして、これから行く「コアラ・パーク」の話などで盛り上がりながら、薫り高いカプチーノ、サーモンやチーズを載せたオープン・サンド、各種のフルーツやペストリー、グアヴァやオレンジ・ジュースを・・・・まさに最高の一日のスタートです。
「コアラ・パーク」は相当郊外にあるらしいので、いつ戻ってこれるか読めません。
そこで、14時までのレイト・チェックアウトもお願いしたところ、快くOK。
(今夜は違うホテルに泊まるのです)
ヒルトン・シドニー様、大感謝!
これしか言うことございません(笑)。
ここで、エグゼクティブ・フロアのことを少し書いておきます。
ここを予約、あるいはこのフロアにアップグレードされた方はいくつもの特典があり、特にラウンジをうまく使えばその滞在は数倍快適になります。
ヒルトン・シドニーのエグゼクティブ・フロアでは
breakfast served in the lounge daily
light refreshments
pre dinner drinks and canapes
express check-in and check-out at the executive lounge reception
business centre facillities
personal computers available for guest
a selection of local newspapers
access to LivingWell Premier Health Club
complimentary pressing and shoeshine
use of executive loung boadroom
concierge assistance
などのサービスがあり、僕もジャケットのプレスや靴磨きサービスは利用させてもらいました。
残念だったのは、時間がなくてジムに行けなかったこと・
ここのプールは良さそうだったのですが・・・。
8:20AM
ホテルの玄関前がQVB。
もうこんなに晴れてきています。
昨日より少し湿度も下がって、う~~ん、気持ち良いです。
8:30AM
ホテルから1分も歩かないうちに、地下鉄の「タウン・ホール」駅に入る入り口があります。
ほとんどの人がこれから仕事、彼らと逆の方向にすすめば改札・・・と思い、両側に店の並ぶ地下道を歩きます。
「ウールワース」の食料品売り場直結の入り口も見えます。
自動券売機で切符を買っても良かったのですが、return trip(往復のこと、アメリカならround tripあるいはtwo wayって言いますよね)とか覚えたての単語を言いたくて(笑)窓口へ。
難なく通じたし、愛想の良い女性が対応してくれて、ほっと一息。
乗るべきノーザン線のプラットフォームを見つけ、数分おきにくる電車のうち「ペナント・ヒルズ」という「コアラ・パーク」のある駅に確実に止まる電車を表示板で見つけます。
つまりその電車によって止まる駅が違うのです。
(この写真の電車は行き先も違うし、乗ってはいけない電車です。3分後にくるホーンズビー行きに乗らなくては、なのです。ホーンズビー行きでも止まる駅が電車によって違うので、これも注意)
電車はオール2階建て。
きれいそうなのもあれば、それなりに古そうなのも。
冷房も効きすぎるくらいもあれば、冷房なしの窓を開けるタイプのもあるようです。
その内部。
手すりが印象的ですね。
9:15AM
約30分でめざす「ペナント・ヒルズ」駅に到着。
途中の風景はもうひたすら田舎、でも緑が本当に豊かでどこもとてもキレイです。
あと、どの駅には必ずトイレがあるのも便利で、ここに書いておかねば・・・。
(利用者の弁。エヘヘヘ・・・)
「ペナント・ヒルズ」駅では橋を渡って反対側のプラットフォーム側から外に出て、バスに乗り換えます。
バスは631、632、633番のバスが「コアラ・パーク」に行くそうで、そんなに待たずにバスに乗れます。
運転手は往復ともとてもフレンドリーな人で、僕らのような外国人、ビギナーにとても親切でした。
ところで、なんで有名な「タロンガ・ズー」じゃなくて、ほとんど無名なこの「コアラ・パーク」に行くの?
その答えは、僕らがそれほど動物に興味があるわけじゃないけど、オーストラリアに来たからにはオーストラリア独特の動物は「生で」見てみたい、特にコアラは抱っこできなくても触ってみたい・・・このあたりからここを選んだのです。
シドニーのあるNSW(ニューサウスウェールズ州)では、洲の法律でコアラは抱っこできないそうなのです。ここ「コアラ・パーク」でもコアラを抱っこすることはできまないのですが、それでもコアラに触ることはでき、「コアラに関しての満足度はシドニー内では100%」という「まごしど」さんのコメントに惹かれたのです。
で、この動物園に着いて驚くこと、それは見た目の小ささと地味さ、もっとはっきり言うと「ショボさ」です。これにはかなり驚きます。
でも周囲を見回すと、バスが数台・・・ちょっとイヤな感じ(失礼!)・・・・日本の高校生の団体と広東語のガイドさん率いる中国人グループで入り口の辺はごった返しているではないですか?
もっとローカルで静かな、人のいないところを予想していたのに・・・・。
入場料は1人$19、カードが使えます。
地図を見ながら、なるべく団体さんの嬌声が聞こえないようなコースを回ります。
入るとまずウォンバット。
見た目、眠っている豚みたいです。
かわいいけど、噛み付くようで、抱っこなどはできません。
触ったり、隣で写真を撮るくらいです。
夜行性?
さぁ、お目当てのコアラです。
団体さんたちは違うところを見ています。
コアラの大群(?)の周りには、僕らしかいません。
もう見放題、写真撮り放題です。
動物特有の匂いもしないし、鳴きもしないし、ただ木にちょこんとつかまって眠ったり(そんなように見える、だってほんとに人形みたいに動かないときが多いんだもん)、でも時々木の枝を伝わって動いたり・・・・やっぱり、かわいい!
金網も胸下くらいしかなくて、もしかすると触れちゃうかも・・・って臨場感に、来てよかった!
カンガルーやワラビー、エミュー、ポッサム・・・オーストラリア独特の動物が沢山見られます。
カンガルーは特に人に慣れていて、一説によると袋の中に手を入れても怒らないとのこと、本当なのでしょうか。
地味なところではディンゴもいます。
でも、僕には犬にしか見えません。
オウムは派手でウルサイですが、オウムは所詮オウムだし・・・写真は省略です(笑)。
10:20AM
で、10時20分から、お目当ての「コアラ・ショウ」が始まります。
ここはもう団体さんも大集合で、阿鼻叫喚状態(笑)。
ショウといったって、木の上のコアラを目の位置の柵の上に移してくれるだけなんですけどね(笑)。
ユーカリの葉をむしゃむしゃ食べるコアラは、最高にかわいい。
恥ずかしいけど本当にかわいいの一言です。
毛並みもやわらかくふんわり・・・抱っこしたかったなぁ(笑)。
10:35AM
ショウの後、そうそうに撤退。
バス→ノーザン線と乗りついで「タウン・ホール」駅に。
11:40AM
デパートの「マイヤー」の地下にあるフード・コートにでお昼をとりました。
それほどお腹も減っていないので、こうしたフード・コートならカジュアルに好きなものを好きな量食べられるので、うってつけだと思ったのです。
世界各国の料理が並んでいて、ここはタイ料理屋です。
この中華ヌードルの店で、海鮮ワンタン麺を。
値段が$11と高いなと思ったら、量も多いし、具もタップリでした。
麺を作るおばさんとお客が広東語で話していたから、中国人も認める味なのだと思いますが、どこか「西洋の」中華麺って味付けに感じました。
またもサーモンとアヴォカドの寿司。
ご飯はやや渇き気味、醤油もおいしくありませんでした。
やはり「フィッシュ・マーケット」のが一番おいしかったようです。