Bangkok, somethin’ old somethin’ new (21) 「オクターブ」からバンコクを見下ろしながら

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3泊4日の僕の今回のバンコク旅行、その最終日はやや端折り気味で書いています。
バンコクの知り合いとのミーティングの後、サラデーンのこぎれいなローカル食堂「ムームーヌードルズ」で早めの夕食(おやつ?)を取り、その後は宿泊の「グランドハイアット・エラワン・バンコク」に戻ります。
シャワーを浴び、荷物をまとめ、17階の「グランドクラブラウンジ」で一息入れ、午後5時半にチェックアウト。
荷物をベルに預け身軽になったところで、バンコク最後のお出かけ先に選んだのは、BTSの「トンロー駅」前にある「バンコク・マリオットホテル・スクンビット」です。
僕の帰国便はJAL728便関西空港行き、夜11時ちょうどの出発予定。
なので午後8時頃まではバンコク市内で遊べるはずです。
午後5時過ぎ、つまり夕方のラッシュアワー時、「グランドハイアット・エラワン・バンコク」でタクシーを待っていても、この時間帯は無理です。
空港までは行くというタクシーは来ても、「トンロー」などという混むけど近場までという時には乗車拒否されてしまいます。
それを経験的に覚えている僕は、ベルに様子を聞いた後、すぐにBTSに・・・。
これが夕方に「トンロー」まで移動するに一番早い方法です。
「バンコク・マリオットホテル・スクンビット」は高層ホテルなのですぐに分かりますが、余り高級感もなく、何となく地味なホテル。
僕はここの45階から49階にかけてある「オクターブ・ルーフトップ・ラウンジ&バー」に行きたいのです。
45階でエレベーターを降りると、もう即この景色のラウンジです。

完全オープンエア。

地上は36~37°とかなりな暑さでしたが、ここ45階はちょうど良い温度に・・・。
風も適度にあって、しかもこの日は朝から快晴、これは良い日に来たものです。
この45階でも充分なのですが、エレベーターをもう一つ乗りついで48階まで行き、更に階段で最上階のルーフトップにあたる49階へ。
おぉ、ここですか。

さすがに素晴らしい眺め。
バンコクのシティラインが360度見えます。

こうしたルーフトップバーは最近はアジアの大都市にはどこにもあるようになりましたが、ここバンコクはその一大激戦地。

チャオプラヤ川を望むリバーサイド・エリアの「シロッコ」や、中心地サイアム・エリアの「レッド・スカイ」、サトーンの「ヴァーティゴ」などがその代表ですが、エリア的にはスクンビットにはあまりありません。
チャオプラヤ川が見えないと駄目?
いやいやちゃんと見えますよ。
ここの良いのはその眺めもですが、そのカジュアルさと値段の安さ。

「シロッコ」のように名所になっているわけではないので、僕のように午後5時半ごろに行けば、確実に座れます。
(さすがに人気のソファ席は無理でしたが)
しかもドリンクは半額のプロモーション中で(ハッピーアワーということでしょう。何時までかは未確認です)、このモクテルが何とたったの135バーツ++、総額550円くらい)。
たっぷりのピーナッツも付いてきます。
これ1杯でずっと粘ることだって可能です。
パノラマでも、この景色を撮ってみました。

あ、DJも入り始めます。

ビート感のあるグルービーな音楽が、暮れてゆくバンコクの空に響きわたります。
これだけ晴れている日だったので、一面の夕焼けが楽しめるかと思いきや、意外に雲も多く、夕焼けはバンコク一の繁華街、シーロム辺りに少し・・・だけ。
それでも一刻として同じ景色はなく、夕暮れのバンコクは気持ち良い温度、湿度、風の中、次第にその濃さを増していきます。


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