ＸＥＸ　ＴＯＫＹＯ

東京駅周辺の変化は、本当にすごいです。
高層ビルはニョキニョキ、ショッピング・エリアはどんどん、ブランド店は数え切れないくらい、食べるところに至ってはもうカウントレス・・・・といった状態です。
そんな中でも、大丸も入った「グラン・トーキョー・ノースタワー」のオープンは、かなりのインパクトでした。
その１３階にある「ＸＥＸ　ＴＯＫＹＯ」・・・「Ｙ’Ｓ　ＴＡＢＬＥ」が手がけるレストラン・チェーンで、代官山、六本木、梅田のハービスなどに店があります・・・に行ってきました。
うまく写っていないかもしれませんが、窓のすぐ下は東京駅です。
（横に長い光のラインはプラットフォーム）
真正面に東京駅の赤れんが駅舎。
中央郵便局から丸ビル、右に目を移せばオアゾまで見えます。
(皇居も見えるはずですが、このときは夜だったので・・・）
窓際席はそんな絶景のこのレストラン。
イタリアン、カフェ、京料理とフランス料理を融合させた鉄板焼、と３つのレストランが融合した巨大なレストランで、深夜までオープンしています。
現代的な「大人のためのレストラン」というコンセプトを強く感じさせる作りで、照明一つにしてもかなり暗く、一部のエリアはクラブ風であすらあります。
その３つのレストランの中央に位置するのが、サルヴァトーレ・クオモが手がけるイタリア料理店「ＳＡＬＶＡＴＯＲＥ　ＣＵＯＭＯ　ＢＲＯＳ．」です。
入店が夜の１１時、そう重くは食べたくなかったのですが、小腹は空いていました。
まず、ポルチーニ茸とパンチェッタのフェトチーネ。

出来立て熱々、ポルチーニが香ります。
惜しむらくは量、もっとイタリアンにヴォリューム・アップしてください（笑）。
次はデザート代わりに、ゴルゴンゾーラとイチジク、クルミのピザ。

ゴルゴンゾーラの臭みがデザートにもなると知っている人には、たまらない一皿でしょう。
蜂蜜をもらい、つけながら食べます。
モッチリしたピザ生地も悪くありません。
問題は値段？
僕にはちょっと、値段張りすぎです。

ま、値段の半分はこの景色代と考えればいいのかも。
深夜の東京駅で、こんな本格的なイタリアンが食べられるようになったのですから、値段は別として、選択の余地が広がったのは喜ばしい・・・・と考えておきましょう。
味的には、充分合格ラインと思いましたよ。