チャイニーズ・ティーブレイク、 「犁記餅店」鳳梨酥いろいろ

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そう、台北の滞在記を書かなくちゃ・・・なんですよね。
でもちょっと今日は忙しすぎ。
そんなときはスイーツでティーブレイク。
今日のお菓子は、昨日台北で買っておいた中華菓子・・・というか台湾菓子です。

「犁記餅店」(リージービンディェン)という人気スイーツ店のものです。
このお店は台湾中部にお店を出したのが長い歴史の始まりなんだそうです。
創立者の名前の一字「犁」を取り、店名に、それは1894年のことと聞きました。
とりわけ緑豆の餡を使ったお菓子が人気を呼んで(日本統治時代には日本人もこぞって買い求めたそうです)お店は徐々に増えていったそうです。
創業当時と変わらぬ「調味料・防腐剤は一切使わない、天然の材料のみを」というスタンスの下、昔ながらの手法で以前と変わらぬ味を伝えているとのことです。
そして注目すべきことは台北のお店では店舗上の工房で昔ながらに作られていることでしょう。
他の系列店では工場で大量生産という形をとっているそうですが、一つ一つ手作業で作られているのは、ここ台北の犁記餅店のみなんだそうです。
上の右は「緑豆小月餅」、緑豆の餡が入った小さめの月餅です。
ほのかなミルクの甘味が日本人好みです。
上の左は「香芋酥」。
タロイモのケーキです。
芋餡の中央に小豆が数粒、この小豆が良いアクセントになっています。
どれも中華菓子特有の「油っぽさ」「パサつき感」が少なくて、日本人には食べやすいお菓子です。
この辺は、一つ35~40元(日本円で140円くらい)です。
下の大きいのは栗餡の大月餅。
これも従来の月餅とは違っていて、中に塩卵も入っておらず、餡も栗がゴロゴロ入っているというものでした。

店はとにかく賑わっていて、引っ付きなしにお客が入ってきます。
台北を代表するお菓子屋さんのようです。

台湾を代表するスイーツ、鳳梨酥(おなじみパイナップルケーキのことです)も買いました。今回は4箇所の店でこの鳳梨酥を買いましたので、食べ比べをしてみようと思っています。マニアックでしょ?(笑)

鳳梨酥いろいろ

台湾を代表するスイーツといえば、なんといっても鳳梨酥(パイナップルケーキ)。
台湾に行かれた方であれば1度は、どこかのお店でおみやげとして買われているかと思います。
でも、これだけポピュラーなお菓子だけにその種類も味もさまざま。
中の餡が飴のような味、キャラメルのような味、また上品なパイナップルを感じさせる味、などなど。
それと同時に生地の部分も色々でした、
サックリ?しっとり?

お菓子屋さんだけじゃなくて、お土産物屋でも、コンビニでも、スーパーでもどこででもこの鳳梨酥は売っています。
今回は以下の4つの店の鳳梨酥を食べ比べてみました。
★犁記餅店

地元の人は小さいほうを買うらしいので、僕も一つ14元の小さいほうを。
だから、ちょっと小ぶりなサイズです。
サクサクしていて滑らかな生地に、たっぷりめにパイナップル餡が詰まっています。
甘すぎず、サイズも女性向き、レトロなパッケージもGOODです。
この店の他の商品同様、鳳梨酥の持つ重さ(油っぽさ?)が少なく、日本人には食べやすい鳳梨酥でした。
★李製餅家

多分一番有名な鳳梨酥の店でしょう。
店は小さいですが、分かりやすい場所にあり、それこそ飛ぶように売れています。
本店は基隆にあるようですね。
生地はサクサクとクッキー・タイプ。
口当たりが良く、餡がビッシリというタイプではなく一つ一つが小さめ。
値段も安い(一個10元)ので、会社の同僚へのお土産(ばら撒き土産?)には最適かもです。
ただ包装が簡単なので、硬くならないうちに食べる必要がありそうです。
★萬通

この辺りからは値段が高くなります。
厚さも厚く、重さも重くなり、全体に食べ応えのある鳳梨酥系となっています。
生地はしっとり系、まろやかな餡もくどすぎず、材料がよくなっている感じがよく分かります。
一個38元もしますが、美味しい鳳梨酥です。
★DFS

これがメーカー名とかの表示がパッケージにないので、きっとDUTY FREE SHOPPERS のオリジナル商品なのでしょう。
15個入り480元(一個32元)もしますが、100元の割引券を利用して購入しました。
生地はしっとり、生地のきめが細かいせいでしょうか、ちょっと粉っぽい感じもします。
餡はねっとりかつ上品で、たっぷり詰まっています。
日本人の嗜好に合わせ研究し尽くしたオリジナル商品なのでしょう。

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