サンフランシスコ@夏休み クラステイシャン(CRUSTACEAN)

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フィッシャーマンズ・ワーフから戻ってきて、奥さんは足浴、僕はシャワー。
長い一日ですが、まだまだ終わりません(笑)。
現地時間の夜にちゃんと夕食を食べて、後はぐっすり長めに寝る・・・これが、東行き旅行(アメリカ方面という意味)の時の時差ぼけ解消に一番と考えている僕は、それを眠くても実行です。
時間は午後の8時過ぎ、まだ暗くなりきっていない中、タクシーでベトナム風蟹料理屋の「クラステイシャン」に向かいます。
予約は必要、もちろんホテルのコンシェルジュ経由で予約を入れてあります。
タクシーの運転手も「クラステイシャン」の名前一発で分かるほど有名なレストランです。
アメリカのグルメ系某クチコミサイトに
「サンフランシスコに住んでいて、ここを知らないのはモグリ。蟹アレルギーでもないかぎり、ここで蟹を食べたことがないサンフランシスコの人間はいないはず」
とあったので、昼に生のホタテ、牡蠣を食べたので、次は蟹に挑戦という算段です。。
場所はカリフォルニア通りとポーク通りの交差点近く。
壁に大きな蟹の旗がひらめいているのですぐ分かります。

階段を上がるとエントランス。
中はかなりエレガントな作りです。
ベトナム料理屋といっても、かなりモダン・ベトナムって感じです。
ドレス・コードもギリギリありそう・・・。

席まで案内してくれる女性はなんと日本語が上手・・・というか、お決まりの定型句だけなのでしょうが・・・ビックリしました。
そういえば、廻りからも日本語が聞こえます。
メニューには日本語の記載もあり、日本人にはとても親切な店に感じられました。
まずは前菜から。

フランスパン(バゲット)の上に海老のすり身を乗せて、こんがりトーストしたもの。
う~~ん、さすがに美味いです。
でも、ベトナム本国ではこんなに油っぽいニンニクぷんぷんの料理はないでしょう。
つまり、若い人が食べて美味しいと思う、ガツ~~ンとくるベトナム風のカリフォルニア料理って表現が適当でしょうか・・・。
ニンニクはサンフランシスコでは日本以上にポピュラーです。
さぁ、次がこの店の名物です。

この大きさ、見てください!
とにかく大きい蟹です。
出てきた時にはちょっとビックリするやら、感動するやらです。

で、この店、面白いように客のほぼ全員がこのメニューをオーダーしているのです。
ローステッド・ダンジュネス・クラブ!
それと、このヌードルも。
メニューの幅は広いレストランなのに、なんとも不思議な光景です。

たっぷりのにんにくとブラック・ペッパーでローストされたこの巨大蟹を、これまた強烈なガーリックの臭いぷんぷんのヌードルで食べます。
冷めると油ギトギトになるので、このロースト・タイプよりワイン蒸しのほうが好きという人もいるらしいですが、この店が最初という僕らには、やはりこのローストでしょう。
味付けの濃さにもかかわらず、蟹そのものの美味しさもしっかり味わえます。
蟹は時価で35ドルくらいとちょっと高めです。

意外だったのがこのヌードル。
ただ単にスパゲッティーを茹ですぎなくらいに茹でてあって(つまりアルデンテの逆)、それをガーリック・オイルで炒めてるだけだと思うのですが、これがまた美味しいんですよ。
何で?
あんな茹ですぎっぽい、ボソボソ切れちゃうようなヌードルがどうしてこんなに美味しいの?
まさにこのガーリック使いこそ、この店最大の秘伝レシピなのでしょうね。
周りの人は1人1匹頼んでいますが、朝から食べっぱなし(笑)の僕らは2人でシェアで丁度良いくらいです。
あと驚いたのが、ここのお絞り。
もう油でベタベタ、ニンニクで臭~い指が、たった一枚の熱いタオルできれいになるのです。
これには感動です。
最後にまたまた「2人で1つ」方式でデザートを一つ注文します。
マンゴチーズケーキ。

う~~ん、これはまぁ普通。
マンゴもタップリは使われていないし、廻りに散らしたココナツも微妙。
この手はバンコクやシンガポールにいくらでももっと美味しいのがあります。
・・・というわけで、今日もよく食べました。
明日はいよいよモントレーやカーメルに出かけます。

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