八重洲辺りで食事をと思うと、つい足が向いてしまうのは今でも「新丸ビル」です。
そこの6階に入っているモダン・オーストラリア料理の「SALT by Luke Mangan」は、僕にとっては初めての店。
もちろん彼のスター・シェフとしての名前は充分過ぎるほど知っています。
シドニーのヒルトンに泊まった時、あそこのメイン・レストラン「Glass Brasserie Restaurant」が、このルーク・マンガンの店でした。
彼は日本語のホームページでこう言っています。
・・・「Salt」は、私の日本初出店として、日本の豊富な食材とオーストラリアからの産直の食材を使い、モダン・オーストラリア料理として、オーストラリアの明るさと気楽さと共に、シェフのお薦めメニューを提供したレストランです・・・
いかにもオーストラリア(やニュージーランド)といった明るい、モダンでどこかウッディーな温かみも併せ持つ空間の中、3500円の3コースのランチをいただきました。
アントレ、メイン、デザートともに4~5品から選べるスタイル。
まず僕は、マグロのシアーを・・・。
(右前のカップは、アミューズのロブスター・ビスクです)
軽く炙ったマグロに、フェタチーズとかタラバ蟹とキュウリのカネロニが合わせてあります。
う~~ん、確かに何となくオーストラリア~ン(笑)。
パシフィック・リム料理でしょうかね、あえて既存のジャンルで言えば・・・。
メインはポーク・ロインのグリルにしました。
盛りがもう少しダイナミックだと、これもオーストラリア~ン(笑)。
余分な脂肪も少なめで、ヘルシー志向の肉料理ってイメージです。
メインは他に真鯛、仔牛、チキン、そしてマッシュルームのリゾットなんてのから選べます。
デザートからは、先日も書きましたように、ニュージーランドとオーストラリアがその元祖を争っている(笑)パブロバを・・・。
バジルシードの飾りも高級レストランならではのデコレーション、味については数日前にも書きましたが、文句なしです。
美味しかったです。
もう一度くらい、ディナーでも食べないと彼の料理の全貌は分かりませんが、今言えることは、僕、モダン・オーストラリア料理って好きみたいです(笑)。