プリウランダリ

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真暗な深夜に到着したので外の様子は見られなかったのですが、川のせせらぎ、鳥のさえずり、鶏の鳴き声と窓越しの朝日に起きてみると、外にはこんな風景が!

すごい!すごすぎです!
まだ早朝なので、日の光が充分ではありませんが、眼がもう「緑だらけ」になってしまいます。
プール越しに見える、バリの細密画をそこに切り取ってきたような密林。
なんという開放感。
まさにバリ、まさにウブドです。
もうちょっと引いてみるとこんな感じです。

「プリウランダリ」と書くべきでしょうか、「プリ・ウランダリ」でしょうか。
こういうのって、時々ゴッチャになってしまって、困ります。
ま、いずれにしても僕らがステイ先に選んだのは、このホテル。
全部で35室くらいと規模的にはとても小さいホテルですが、その眺望の良さには定評があります。
「アマンダリ」や「フォー・シーズンズ・バリ・アット・サヤン」よりアユン川上流に位置しているので、より深い緑の中に位置していて、全室プライベート・プール付きのヴィラ、というホテルです。
渓谷にへばりつくようにビラが建てられているので、全室ヴィラ正面に180度の原生林の視界がひらけ、VIEW  FROM THE ROOMという点ではバリ・ナンバーワンと言わるることもあるそうです。。

いろんな角度から撮ってみました。
いかがですか?
どこから見ても絵になるし、実際どこにいても居心地抜群です。
ウブド地区は朝晩は寒いくらいに冷えるので、日中の陽射しガンガンの時以外は、プールの水はかなり冷たく感じられます。
ちょっと観賞用って気もします。
オープンエアのダイニング・スペースとソファ・エリア。
ここのソファに寝転びながらプールと山と空のコントラストを・・・・・。
バレ・ブゴンに寝そびりながら、本とドリンクとスナックを・・・・・。
天国のような時間をすごせました。
聞こえるのは、水の音と鳥の鳴き声のみ。
時々アユン川で行われているラフティングの掛け声がまどろみの中に・・・・。

 

朝食

プリウランダリの朝食は、ヴィラの中でも、プール・サイドのレストランでもとれます。
メニューは同じです。
僕らは2泊のパッケージだったので、朝食は料金に込み、レストランでと、ヴィラでルーム・サービスでと、両方を楽しみました。
ルーム・サービスでは、伝統的な竹製の蒸篭のような籠に入れられて、食事が運ばれてきます。
素敵な籠で、写真を撮りそこなったのは残念です。
屋外のダイニング・゙テーブルに完璧なセッティングもしてくれます。
もちろん、この「お篭り」系の朝食もハイダウェイ・リゾートならではですが、僕らは以外にも、いつ行ってもほとんど人のいないプール・サイドのレストランが気に入りました。

特にこのガゼボ、インドネシア語ではバレ・ブゴンというそうですが、ここはいい雰囲気です。
何か「特別」な感じがして、朝だけではなく、昼食にも日陰がちょうどいいし、夜にはキャンドルを立ててロマンッティック・ディナーという特別なコース料理も楽しめるそうです。
奥さんがシルエットで写っています。
雀のような小鳥がプール際で水を飲んだり、水を浴びたりしています。
彼らを驚かす音はまったくしません。
180度開けたアユン川の渓谷美に、ただただ鳥達のさえずりが聞こえるのみ。
実に幸せな気分に浸れます。

フルーツ・プレート。パン各種。
全体に量は多めですが、味は特別というほどではありません。
マフィン(籠の下に隠れています)がいかにもホームメイドという感じで美味しく、クロワッサンも以外にパリパリ・ハラハラでした。

朝の定番。
付け合せのクリーム・コロッケは美味しかったです。
でも3日以上これが続くと、ちょっと飽きるかもしれません。
バレブゴンの中から見たところ。
プールのエッジの先の開放感の素晴らしさは、クタやスミニヤックなどのヴィラで感じる閉塞感をぶっ飛ばしてくれます。

 

プリ・ウランダリの室内写真の続きです。
まず、昼間の天蓋付きベッド。
ベッドは寝ながらも最高の眺望が得られるような配置になっています。
この部屋のように、ハリウッド・ツイン(ベッド2台だけど、くっついている)の部屋があるのも、気に入っています。
浴室。
ここからの眺めも最高です。
ただ、お湯が200リットル出切ると、次の温給湯まで20分くらいかかります。

ジェンガラのお皿に、自家製バスアメニティーとキャンドル。
フラワー・バスにも出来ます。
タオルの上にもフランバジニが添えられています。

屋外シャワーもあります。
ここはプルメリアの木の下にあるので、プルメリアが自然に散って、これも良い風情をかもし出しています。
もちろん「計算され」ででしょうが。

どこもかしこもよく清掃されています。
こんな山の中なのに、虫一匹出てきまません。
蟻だって、大きいのがいますが、ほんのわずかです。
ヤモリはしょうがありません、必ず小さいのがいます。
でも、これが気になります。
つまりそれだけ強力な殺虫剤を使っているに違いないからです。
バリ島リゾートの光と影を見た思いです。

 

道からホテルのセキュリティーを通り抜けてホテルのエントランスまでは、こうしたライス・テラス。
夜はホタルが乱舞して、手に捕まえることもできます。
夜の7時から8時ころがBEST TIMEのようです。
ホテルの顔、ロビー。
以外にシンプルです。



ロビーにおいてある小物。
崖に立つヴィラ。
よくこんなところに作ったものです。

渓谷の反対側から見ると、こんな感じだそうです。(パブリシティー・フォトから拝借)

ロビーに近い高い位置のヴィラも人気のようですが、どの位置のヴィラでもそれぞれの絶景が楽しめるようです。
カートで下まで折、さらに徒歩で数分。
アユン川が見えてきます。
ラフティングする人のかけ声が時にわずらわしいですが・・・。

いろんな表情のメイン・プール。

バリ・ヒンズーの祠も。
この辺は猿の天下です。
まさか、野生?

いたるところ密林の風景。

スパ。
パッケージには無料マッサージがついています。
バリのはちょっと「さすり」系で、僕は苦手、でも奥さんは相当リラックスできたといいます。
マッサージならタイがいいなあ・・・(笑)。

オネーさんお二人には無理を言って写真撮らせていただいたので、顔のあまりわからないほうの写真を掲載(笑)。

 

夕暮れ

本当に開放的なダイニング・エリアの一角です。
時間はもう夕方の5時過ぎ。
無料でアフタヌーン・ティーが振舞われます。
ケーキなどは相当素朴ですが、質は悪くありません。
プール・エリアにも、だんだん日が落ちてきます。
ちょっと寂しさ漂う、夕方のプール脇のバレブゴン。
森の奥に夕陽が。
プールも鏡面となって、夕日を彩ります。

日が落ちるとキャンドルに火がともされ、今度はロマンティックなムードが高まり、ホテルはまた別の顔を見せ始めます。

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