パリ・ビギナーズ・ノート (17) 雨のセーヌ河畔をノートルダム大聖堂へ

スポンサーリンク

「ルーヴル美術館」を2時間程度で切り上げて、セーヌ川方向の出口から外へ・・・。
でも外は生憎の雨、時に結構大粒です。
でも時間もあまりないので、セーヌ河畔を「ノートルダム大聖堂」まで急ぎます。
もしこれが天気だったらどんなに気持ちの良い散歩になったでしょう。
こんな天気に便利な僕の防水コードのフードをしっかりかぶって、現地の人のように、傘をささないで(第一傘は持ってきていません)雨の中を歩きます。
「ルーヴル」からの出口すぐそばにあるこの木造の橋「ポン・デザール」(芸術橋)は雰囲気のある橋でした。
パリ~~~って感じ、100%です。
橋の向こうの建物は「フランス学士院」だそうです。
でも、パリ~~~~~~~~!って言えば、やはりこの角度からの「シテ島」の景色でしょうか。

雨でカメラを構えるのもはばかられたりで、あの雰囲気をうまく捕らえられませんでしたが、雨降りの重苦しい冬っぽいパリの感じは分かっていただけるかもしれません。
世界遺産のセーヌ川沿いを「ポン・ヌフ」(映画がありましたね・・・ヌフ=newという割には古い橋です)、「コンシェルジュリー」に向かう「ポン・シャンジュ」、「ポン・ノートルダム」といくつかの橋を過ぎて、「ポン・アルコル」で「シテ島」に渡ります。

相変わらず雨は弱くなったり強くなったり・・・。
あ、見えてきました・・・「ノートルダム大聖堂」。

本当に荘厳なゴシック様式の大聖堂ですね。
美しい!

聖母マリアが永遠の眠りにつく場面が描かれた左の入り口から中に・・・ここの入場は無料です。
(塔への入場には8ユーロか、ミュージアムパスの提示が必要です)
時は金曜日の昼前、ミサが始まろうとしています。
観光客も多いですが、敬虔な信者さんで身廊の席はもう一杯です。
独特なフォルムの蝋燭台。

ステンドグラスもただただ素晴らしい。
ピエタ。

聖歌隊の澄んだ歌声と、朗々と響くお説教。
僕のように無宗教~異教(仏教)徒には、ものすごくエキゾチックに聞こえます。
よ~く見ると重厚な宗教装飾も至るところに・・・。
ここで懺悔をしたのですね・・・僕も許されるならここで過去の過ちのすべての懺悔を(笑)・・・いやいや、周りはとても厳粛な雰囲気、そんな冗談すら許されない感じです。
改めて大聖堂の内部全景を・・・。
ヴィクトル・ユーゴーの小説「ノートルダム・ド・パリ」(「ノートルダムのせむし男」)の舞台になったのが分かるようなおどろおどろしさもある中世建築、そのat it’s finestですね。
大聖堂の前に待機しているタクシーに乗り、「パークハイアット」まで戻ります。
メトロの駅もすぐそばですが、こんな時はタクシーが一番。
ホテルで服装を改めて、午後1時半から3★レストラン「ピエール・ガニエール」で食事です。
あ、これは帰りのタクシーの中からの「ノートルダム大聖堂」のショット、この方向からでも素晴らしい建築なことが良く分かりますね。

まだこの時点でも、パリに着いて24時間たっていません。
これから後どのくらいのレポートが続くのでしょう、我ながら恐ろしくなります(笑)。

タイトルとURLをコピーしました