前回からの続きです。
「旧市庁舎」の向かいにあたる「ティーン教会」から、この「旧市街広場」をぐるっと見てみましょうか。
80メートルもの高さを誇るゴシック様式の塔が印象的な教会です。
確か宗教改革の時のフス派の拠点だったと聞きました。
この広場の大まかな地図です。
これで、この辺の位置関係は分かりますでしょうか?
つまり僕は「ツェトナー通り」から来て、「旧市庁舎」まで進み、天文時計前のあまりの混みように、「ティーン教会」まで後戻りしたというわけです。
これは写真を撮っても全然面白くなかった(笑)・・・「石の鐘の家」と呼ばれる14世紀の建物。
ゴシック建築としては悪くないと思いますが・・・「ゴルツ・キンスキー宮殿」(の「ティーン教会」側)に隣接しています。
その「ゴルツ・キンスキー宮殿」。
18世紀後半に建てられた宮殿、とても美しい後期バロック建築で魅せてくれます。
ここの2階と3階は「国立美術館」になっています。
広場にはたくさんの人が・・・。
その広場の中央にあるのが、このヤン・フスの像。
フス派のあの人です。
懐かしい名前に、思わず高校の世界史の時間を思い出しちゃいますね(笑)。
「旧市街広場」をぐるっと回って行くと、今度は「聖ミクラーシュ教会」が見えてきます。
フランツ・カフカの生家はこのすぐ傍。
彼の博物館も、カレル橋を渡ったマラ・ストラナ地区の一番北の辺りにあるようです。
で、この「聖ミクラーシュ教会」のところを北西に入って行くと、「ユダヤ人街」です。
シナゴーク(ユダヤ教会)やユダヤ人墓地をぜひ見てみたかったのですが、時間の関係で夕方以降に延期・・・でも結局は、夕方から夜にかけて行くことが出来ませんでした。
やはり一日でプラハは絶対無理ですね(笑)。
(当たり前か!)