「碧」@那覇でステーキ

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年に数回仕事で行く沖縄、経費節減でどんどん仕事オンリーになってしまっている那覇ステイに色を付けるべく(笑)、最後の回の最終日に「碧」(へき)というステーキ屋に自腹で行ってきました。
前からこの店のことは知ってたし、僕の友人の「旧知のソウルファン」さんがここのファンだとも聞いていたので、予約もなしに、通りすがった「三越」前の「国際通り三越前店」にふらっと寄ったのです。
(那覇には他に2店、東京は「三越」銀座店の新館12階に支店があります)
高級系のステーキ屋なので、時間的にランチ・ディナーと通しで営業していても、僕の行った午後5時頃という中途半端な時間には、僕の他、誰もお客はいませんでした。
店内はオール女性スタッフ。
そんなこの店のポリシーも「旧知のソウルファン」さんお好みの理由の一つなのでしょう(笑)。

     http://www.heki.co.jp/

この店のウェブによると
「ステーキは男性が調理するもの?そうでしょうか!!
鉄板焼は鉄板を媒介して焼き手とお客様で成り立っている双方向スタイル。
美味しく調理すること・楽しい語らい・華やぎ・細やかなサービス……
すべてがお客様の満足の必要条件。
これらを実現するために女性がピッタリ。
ゆえに、あえて女性スタッフで店鋪を運営してみました。」
とあります。

吟味された食材と沖縄らしい食器類で、女性スタッフとの会話を楽しみながらのステーキを中心とした鉄板焼きをコースで提供、そういうコンセプトの店。
メニューはメインの食材が違うだけで、前後に付く料理はすべて同じようです。
島らっきょうの先付から始まって、野菜サラダ。
確かに材料は考えられたものを使っている気がします。
近所にある修学旅行の学生さんの行くようなステーキ店とは、明らかに違う繊細さに溢れています。
シェフハットを被った女性シェフは手際良く島豆腐と紅芋を焼き、野菜もオリーブオイルで炒めてくれます。
シェフは手も良く動きますが、口の方もなかなか上手です。
しゃべり過ぎず、程度な沖縄風のアクセントも交えた柔らかい口調で、客を飽きさせません。
野菜スープが出て・・・

いよいよ肉の登場です。
僕が選んだコースは「おきなわ和牛」という沖縄育ちの純粋国産和牛を使った7800円(税込で8190円)というコース。
肉質を上げたり、くるま海老が付いたりすれば、コースの値段はどんどん高くなっていきます。
たっぷりのかりかりガーリックも食欲を誘います。
パンは本当に焼きたて熱々。
オリーブオイルをつけて食うこのパンがまた旨い、お替わりも出来ます。
焼けるまで時間は少しかかりますが・・・。
肉は半分焼いてもらった後、その肉の一部を利用してのゴーヤチャンプルーなんてのも挟まれます。
これは町の食堂のとは違う、使っている材料の良さからでしょう、美味しいゴーヤチャンプルーが目の前で出来上がります。

そしてまた残り半分の肉を・・・。
至る所に心配りのあるステーキ屋で全然悪くはないですが、ことステーキということになると、東京にだってステーキ屋は乱立。
特に値段さえ考えなければ、本当に美味しい店は東京、多いです。
そういう意味で比較は出来ませんが、東京でこの内容はこの値段では出せない、コストパフォーマンスは高い店だと思いました。
そして最後まで感じ良く店を出ることの出来る店だとも思いました。
デザートの沖縄ぜんざいも、熱くなった口には口福の一言でしたよ。
御馳走様でした。

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