ホーファン
漢字では「河粉」と書きます。
見ての通りの幅広の米の麺を炒めて、あんをかけた料理。
(有名なイポー式ホーファンは炒めな)
これはヒルトン・シンガポールのルームサービスでのビーフ・ホーファンです。
高級ホテルならではのプレゼンテーションも素晴らしいですが、屋台などで食べるホーファンより、ビーフの質が段違い、かける「あん」のグレービー度(?)が全然違う・・・などの理由で、これはこれでとても美味しくいただけました。
屋台料理をホテルだ手がけるとこうなる・・・という、見本みたいな料理でした。
でもホテルだと値段が高いのでは?
そうです、税・サ込みで23ドル(1800円弱)もします。
何でそんなもの食べるの?
その理由は、今回のヒルトンへの宿泊が無料宿泊だからです。
??な理由と思われるでしょ(笑)。
それは無料宿泊のままでもヒルトンのメンバーシップ「Hオナーズ」は1滞在とカウントしてくれるのですが(スターウッドとかハイアットはカウントされない)、ほんの少しでも自腹分の支払いが生じて(今回のルームサービスとか・・・)、それをHオナーズのゴールド・カードで支払うと、20000ポイントのボーナスが付くからです。
(このサービスも対象となるホテルが5月1日から変りましたし、Hオナーズのエリート・ステイタスへの基準も厳しくなりました)
2000ポイントは、マイルに換算すると200マイルです。
(僕のような)マイラーにはこれはうれしいことなんです。
ただ電話代とかはホテルによっては除外となる場合もあるので、僕は無料宿泊の時はあまり高くないルームサービスを積極的に取るようにしています。
「せこい!」って言わないで!
もちろん、食べたくないときは食べないから(笑)。
ラーメン?
シンガポールにも日本のデパートが随分進出していますが、やはり高島屋優位の状況は変りそうもありません。
伊勢丹も頑張っているのですが・・・。
この高島屋の入っている義安城(ニーアンシティー)はまさにオーチャードの中心、もう中はブランド物で溢れかえっています。
それと驚かされるのは、シンガポールの人たちの旺盛な購買力ですね。
シンガポール・ドル高を充分享受しているのでしょうか。
そんなその高島屋のレストラン街の中に、この「翡翠拉面小籠包」はあります。
もちろん、いまやシンガポールだけでなく、香港、バンコク、杭州などの中国などその支店を飛躍的に増やしているクリスタル・ジェイド系のカジュアル・レストランです。
「売り」は、店名通り、小籠包と拉面です。
拉面?
英語ではLaMian?
日本語でラーメン?
中国の山西省から始まったいわゆる麺の歴史、今ではその美味しさと手軽さから、さまざまな形に変化しつつ世界中に広まりました。
もともと「ラーメン」という言葉は「拉面(ラーミエン/引っぱって作る麺、の意味)」が語源といわれていますから、あえて古語を店名に使ったのかもしれません。
たいていの日本人旅行者は小籠包を注文するようですが、僕はこの店ならなんと言ってもこの「城皇○○洋葱油拌拉面」です。
すみませんこの○のところの字は覚えていません。
当用漢字にはない漢字だったような気がします。
要は汁無しの麺で、麺に薫り高い葱油をかけて、葱、揚げた葱など葱尽しをトッピングしたもの。
これが美味しいんだぁ。
葱がちょっぴり甘く感じて、これ、また食べたくなる、つまり癖になる味です。
真真粥品
「美味しいお店が満載」といわれるマックスウェル・フード・センンターですが、それでも行列の出来る店、人影の少ない店、明暗はかなり分かれます。
そんな中でいつ行っても行列が出来ているのが、この「真真粥品」というお粥屋です。
朝は5時からと、このフードセンター一早いオープンですが、本当にその時間から行列なんだそうです。
ただ単に大釜からお粥をお椀によそって、具をトッピングするだけなのに・・・。
注文を聞きトッピングをするおばさんは無愛想ですが、対応に不足はありません。
分からなかったら漢字で書かれた看板を指差せばいいんです。
基本的にお粥が嫌いな僕、でもこれだけの行列を見ちゃうと、ほとんど残すことも覚悟してオーダー。
受け取った時に、そのお粥に変な(?)臭いがしない。
魚で出汁を取っているはずなのに、魚臭くない。
ネギなどの野菜系の薬味、ピーナッツなどのカリカリ系の薬味、そして何より出汁の芳醇なこと。
シンガポール人が大好きなチリも時々入れながら、ハフハフフウフウ・・・。
ほとんど残しちゃうかも・・・が、なんと半分以上はしっかり僕のお腹に。
量はかなり多いので、注文されるときはカップルなら2人で1つでいいかもしれません。
これで値段は3ドル(220円)以下です。
このお粥屋の近くにフルーツジュース屋があったので、このドリアンみたいな果物にも挑戦。
以前缶詰でこのサワーソップのジュースを飲んだ時の記憶より、ずっとさわやかなと言うか、甘酸っぱい感じの味でした。
姿かたちはドリアンに似ていますが、味は全く違います。
サテ
シンガポールではローカル・フード(B級グルメ?)を食いまくる・・・本当に40数時間で、色々なものに挑戦してみました。
このサテが、その最後です。
食べたのは、ここで何度も取り上げたシンガポール版ミシュランの「マカンスートラ」が主催している、「MAKANSUTRA GLUTTONS BAY」というところ。
マリーナ地区、あのドリアン型のドームが特徴的なエスプラネード(・シアター)の隣に位置する、本当に小規模なホーカーズです。
ここでの一番人気はチャー・クウェイティエオの「ホプキー」ですが、この「アルハンブラ・パダン・サテ」もマカンスートラでは評価高いサテ専門店です。
(写真のサテとミーゴレンの店より左に数軒先の店です)
サテだけのオーダー(肉の種類を指定、10本ミニマム)でも良かったのですが、せっかくのシンガポール、海老のサテとのコンビネーションにしてみました。
味は普通に美味しい・・・というか、あまり比較するほど色々な店のを食べていないのですが、とにかく言えることはご飯茶碗くらいの大きさの小丼にたっぷりと出てくるピーナッツだれが最高に美味かった、ということです。
ちなみにホーカーの名前にあるGLUTTONSというのは「大食家」という意味、僕が自分のハンドルネームを考えるときに、候補のひとつになった名前なんですよ。
エピローグ
実はもうお察しかもしれませんが、急遽決定した旅行をゴールデン・ウィークの前半にしていました。
シンガポールから帰ってきて1週間もたっていなかったのでかなり迷ったのですが、色々な好条件が重なり、これは千載一遇のチャンスとばかり、そのタイミングに飛びついたのです。
仕事もそう休まないで(僕の仕事スケジュールは一般的なものとはだいぶ違います)、帰って来れそうだし・・・。
僕のモットーである
WORK HARD AND PLAY HARDER
を地で行ってきました(笑)。
この報告は明日以降に・・・もう少しお待ちください。
今日のお昼は、こんなお土産のお菓子を奥さんと、撮ってきた写真とともに愉しみました。
このバッグのデザインで、どこのかはすぐ分かりかも・・・。
左のブラック・カラントとマカデミア・ナッツがゴロゴロ入った超大型のクッキーは、抜群のお味でした。
さくさくでバターの良い香り、それに絡むカラントのアクセント、更にマカデミアの食感・・・ここで売っている缶入りのクッキーの10倍は美味しいです。
右にはなんと卵抜きのローカロリー・フルーツ・ケーキ。
味はまずまず、でもこのかわいい形が奥さんには受けたようです。
そうそう、シンガポール報告。
まだまだ゙写真は残っていますが、前回のでひとまず終了にします。
帰りの飛行機は、またも残念ながらアップグレードならず。
確かにビジネス・クラスは見たところほとんど満席だったようです。
それでもEXIT ROWの隣に人のいない席にしてもらったので、足元は最高。
深夜便なので、ただ寝るだけなので、まあいっか・・・(Pさんの旧モットー??)です。
最後にラウンジのこと、チャンギではJALの専用ラ