新宿の昼 : 墨繪

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新宿で久しぶりの友人と会いました。
昼過ぎだったので「飯でも・・・」ということで、これも本当に久しぶりのレストランでの食事になりました。
「墨繪」(すみのえ)です。

この店、一体何年くらいここにあるんでしょう。
小田急百貨店の地下街の一つ「メトロ食堂街」に僕の知る限り少なくても30年はある気軽なフレンチ&イタリアンのレストランです。

店正面の作りは大昔とは多少違っていますが、店の料理のコンセプト、価格設定、独特のインテリア、こだわりのパン・・・などは僕の「遠い記憶」と全く一緒でした。

料理はコース仕立てになっていて、ランチなら1000円以下のコースから高くても2000円くらいまで。
自家製のパンは食べ放題です。
この日は2種類のバゲットでしたが、昔はとても美味しいソフトなパンだったような気がします。
(記憶違い?)
いつ行っても行列必死の店で、それは今でも同じ、とにかく繁盛しているようです。

僕らは一番高いランチのコース(それでも1880円ですが・・・)を頼みました。
最初の皿は、緑のフェトチーネにミネストローネのソースです。
遠い昔この辺をうろついていた頃の僕にはこの店は本当にご馳走でしたが、今は・・・・とても平均的なファミレス風パスタに感じました。
メインは豚肉と栗の蒸煮、きのこ類と豆が添えられています。

このビストロ風メニューはソースに仕事感が感じられて、ファミレス域は十分に越している一皿だと思いました。
パンは相変わらず美味しい・・・店の外のパン売り場でも、かなりな速度でパンが売れていきます。
最後はデザートとコーヒー。

新宿駅の改札からほんの2~3分、万人に愛される気軽なフレンチ&イタリアンの店。
その大衆的な料金設定と、標準以上に親切なスタッフの接遇振りに、このレストラン、これから一体何年ここにいてくれるでしょうか。
あまりの懐かしさに、ちょっと好意的過ぎる感想かも・・・です。

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